政界進出と辞任とは? わかりやすく解説

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政界進出と辞任

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 13:52 UTC 版)

大橋巨泉」の記事における「政界進出と辞任」の解説

2001年平成13年)に当時民主党幹事長だった菅直人参議院議員通常選挙への出馬依頼した。これを受け、最大野党民主党から第19回参議院議員選挙比例代表候補として立候補し当選。6カ月議員務めた立候補打診受けた当時、既に外国暮らしをしていて「選挙運動のために帰国するつもりはない。党の方で選挙運動をして、私を当選させておいてくれ」と言っていたが、さすがに反発強く帰国して選挙運動をして、党内第1位で当選選挙結果小泉フィーバー自民党圧勝)。 当選後すぐにアメリカ同時多発テロ事件起き、これをきっかけ安全保障問題めぐって当時民主党代表鳩山由紀夫当時党執行部との考え違い鮮明になるアメリカ同時多発テロ事件非難する国会決議には、「アメリカ支持する」との文言理由民主党でただ1人反対また、インド洋へ自衛隊派遣に伴う事後承認にも反対するなど、短期間いわゆる左翼的な造反」を連発した。 また、8月6日民主党両院総会では、巨泉鳩山に「社会主義インターナショナル加盟しセンターレフト(中道左派)の党としての性格鮮明にせよ」と迫ったが、鳩山から「民主党コンセンサスではない」と言下却下されている。 こうした党との意見違いによりわずか6か月辞職これに伴いツルネン・マルテイ繰り上げ当選した。辞職の弁では「日本民主党これほどまでに反民主的な集団とは思わなかった」と述べた辞職会見時には旧社会党系の民主党議員社会民主党女性議員が「巨泉さん辞めないください!」「(辞職を)やめて! 辞めないで! 辞めるのをやめて!」などと辞職する巨泉止めよう説得する場面があった(この時は、福島瑞穂辻元清美中川智子などの議員もいた)。この時巨泉は「これは辞めるって会見じゃないんです。既に辞職願出して受理されました。もう辞めたんです!」と説得する女性議員向かって述べた比例代表当選した議員がその党の路線への不満を理由辞職することと、その不勉強我が儘に対して各方面から批判された。当時内閣官房長官だった福田康夫会見で「職場放棄だ」と批判したが、巨泉は『爆笑問題の日曜サンデー』(2008年9月14日)に出演した際、この発言引き合い出し当時首相であった福田唐突に辞意表明したことについて逆に批判している。 後に巨泉語ったところによると、中村敦夫らが結成したみどりの会議への移籍一時真剣に考えたという(みどりの会議選挙時に存在しなかったため、比例選出の議員でも移籍可能だった)。また、当時党内巨泉意見近く鳩山らの執行部ともたびたび対立していた横路孝弘赤松広隆生方幸夫横路グループがもしも離党新党結成へ踏み切っていたなら共に参加しただろうとも述べている。 議員辞職後は、民主党強く批判するスタンス取っていた。後に再び民主党歩み寄る姿勢見せ民主党政権誕生望んでいるような発言もしていた時期もあったが、一方で民主党保守寄り過ぎているという認識は同じで、民主党自民党化することに警鐘鳴らしている。そのため、2009年第45回衆議院議員総選挙では、民主党の“勝ち過ぎ”を警戒し社会主義的理念を持つ政党一定の影響力を持つことが必要として、比例区では社民党日本共産党投票するよう勧めた

※この「政界進出と辞任」の解説は、「大橋巨泉」の解説の一部です。
「政界進出と辞任」を含む「大橋巨泉」の記事については、「大橋巨泉」の概要を参照ください。

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