支城
支城網
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 19:29 UTC 版)
支城網(しじょうもう)とは日本の主に戦国時代に発達した、各地域の拠点や本拠となる本城と、それを守るように周囲に補助的役割の支城・枝城・端城などと呼ばれる城・砦・陣屋群を張り巡らせた防衛及び統治ネットワークを指す。 支城網の例 関東地方を支配した後北条氏は、居城の小田原城(現・神奈川県小田原市)を中心として、120の城砦による支城網を構築していた。 上野国の箕輪城(現・群馬県高崎市)には、大小302もの支城・砦で構築された支城網があった。 出雲国を支配した尼子氏は、居城の月山富田城(現・島根県安来市)の防衛線として、出雲各地に尼子十旗・尼子十砦と呼ばれる10の主要な支城と10の城砦を築いた。
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