控訴審・東京高等裁判所
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「ルーシー・ブラックマンさん事件」の記事における「控訴審・東京高等裁判所」の解説
2008年3月25日 - 控訴審初公判。弁護側は、当事件の被害者に関する全ての罪とオーストラリア人の致死罪に関して無罪を主張した。検察側は、有罪を求めた。 2008年7月 - 一審で致死罪が認定されたオーストラリア人女性の遺族に、被告人が見舞金1億円を支払っていたことが明らかになった。被告人はこの見舞金を「お悔やみ金」としており、女性に対する殺害は関係ないと主張している。 2008年12月16日 - 控訴審判決公判にて東京高裁(門野博裁判長)は第一審判決を破棄した上で被告人に改めて無期懲役判決を言い渡した。東京高裁はブラックマン事件について準強姦致死罪を認めなかったがわいせつ目的誘拐・準強姦未遂・死体損壊・死体遺棄の各罪を有罪と認定した。弁護人側は判決を不服として最高裁に上告した。
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控訴審・東京高等裁判所
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「新潟小2女児殺害事件」の記事における「控訴審・東京高等裁判所」の解説
2020年9月24日に東京高等裁判所で控訴審の初公判が第二刑事部(大善文男裁判長)の元で開かれた。検察側は無期懲役とした1審・新潟地裁判決(19年12月)は著しく不当とし、改めて死刑を求めた。弁護側は有期懲役が妥当とした。控訴審で検察側は、被告Kは女児を連れ去ったことの発覚を防ぐため、少なくとも5分以上、首を絞め続けたとし、強固な殺意が明確に認められると主張した。弁護側は、首を絞めたのは気絶させて静かにさせるためで殺意はなかったと反論。無期懲役は重すぎると訴えた。 2021年3月1日では、司法解剖を行なった医師が検察側の証人として出廷した。1審は、首を絞めた時間について認定しなかった事に対して、医師は「1審判決には法医学的に誤りがある」として、「少なくとも3分以上、あるいは4分以上首を絞めた」と強調した。 2021年9月30日には、Kの被告人質問が行われた。Kは、警察・検察双方の取り調べの時点ではわいせつ行為を認めていたが公判で否認に転じた理由について、「「警察官から『動かない証拠がある』と言われ続け、行為があったと信じ込んでしまった」と説明。「起訴後に弁護人から指摘され、やはり私の記憶とは異なると思った」と述べた。また、法廷には被害者参加制度を利用して公判に出廷した女児の父親に「一生かけて謝罪し、償い続けます」と土下座した。
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