招致手順とは? わかりやすく解説

招致手順

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 00:09 UTC 版)

FIFAワールドカップ」の記事における「招致手順」の解説

ワールドカップ招致手引書発表 2017年11月7日2026 FIFAワールドカップ招致手引書(現時点最新W杯招致手引書) をFIFA発表し開催立候補国コンプライアンス施設面、人権への配慮コスト収益などを評価すること、そして、評価比重は、スタジアム35%、交通13%、チケット収入商業収入コストが各10%などとした。ワールドカップ招致活動明確な禁止事項定め買収工作不適切贈答品W杯招致向けたサッカー振興プロジェクト及び親善試合開催などを禁じた2002年日韓大会除けば禁じてきた複数の国によるワールドカップ共同開催許可したこれまでのワールドカップ同様、「政府協力保証(日本では閣議決定)」が必要である。 立候補国受付 2017年5月8日に、2026FIFAワールドカップ立候補受付開始して同年11月30日締め切り。カナダ・メキシコ・アメリカの3カ国共催(以下、3カ国共催)とモロッコ単独開催受けつけた。 開催提案書Bit Book提出 2018年3月16日開催提案書Bit Book提出締切日までに両候補開催提案書提出された。3カ国共催提案書モロッコ単独開催提案書 を、2026W杯開催提案書評価タスクフォース(以下、評価タスクフォース)が、両候補共に受け付けた評価タスクフォース現地視察及び評価レポート発表 2018年4月に、評価タスクフォースが両候補視察し施設インフラ整備等を調査した5月モロッコ不備な点があるとして再視察された。評価タスクフォースは、5月30日、両候補事業計画ヒアリング及び質疑応答31日に両候補ワールドカップ招致委員会プレゼン受けた後、評価基準 の下、評価手順則り2026 FIFAワールドカップ立候補国評価レポート(以下、評価レポート)を作成し6月1日公表した評価レポートで、両候補とも合格とされたが、「3カ国共催」が圧倒的高評価だった。なお、評価レポート発表時点で、競技開催のための最低限技術的要件不合格場合は、FIFA事務局(FIFA general secretariat)が、その候補除外していた。 ワールドカップ開催国投票 2018年6月13日第68回FIFAモスクワ総会投票は両候補プレゼン後に、電子投票行われ立候補国4か国と欠席した3協会(グアムプエルトリコアメリカ領ヴァージン諸島)、棄権した3協会(キューバスロベニアスペイン)、資格停止ガーナの計11協会を除く200協会投票し、「3カ国共催」に134票(有効投票数67%)、「モロッコ単独開催」に65票(33%)、「該当国なしで招致活動やり直し」に1票(イラン)で、3カ国共催(カナダ・メキシコ・アメリカ)が決定した投票の内訳(どの協会がどこに投票したか)も同日FIFA公式HP公開された。2017年1月10日FIFA評議会(旧FIFA理事会)で正式決定していた2026年ワールドカップ大会48カ国出場 も、確認された。

※この「招致手順」の解説は、「FIFAワールドカップ」の解説の一部です。
「招致手順」を含む「FIFAワールドカップ」の記事については、「FIFAワールドカップ」の概要を参照ください。

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