招致活動における「大統領映像」の盗用
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「2014年アジア競技大会」の記事における「招致活動における「大統領映像」の盗用」の解説
SBSは、大会期間中の2014年10月1日の報道で「仁川アジア大会はスタート時点から失敗していた」と伝えた。仁川の安相洙前市長の『自伝』によると、2007年4月17日にクウェートで行われたアジア大会招致の最終プレゼンテーションで、平昌オリンピックに向けた盧武鉉大統領(当時=以下同)の映像を盗用し、無断で加工し、放映していた。 プレゼンでは、最後に招致を支持する大統領や首相のメッセージを流すのが慣例だったが当時、盧大統領は仁川アジア大会の招致には反対の姿勢をとっており、平昌オリンピックの招致に力を注いでいた。そこで当時の安市長らは、平昌オリンピック招致のための盧大統領の映像を無断で盗用し、「平昌オリンピック」の部分を削除、盧大統領が仁川アジア大会について「招致が成功すれば、政府と国民は積極的に支援する」と述べたかのような映像に加工した上で、プレゼン会場で放映していた。
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