戦間期~第二次大戦期とは? わかりやすく解説

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戦間期~第二次大戦期(~1945)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 04:15 UTC 版)

迫撃砲」の記事における「戦間期~第二次大戦期(~1945)」の解説

出現した当初からストークス迫撃砲完成度高く第二次世界大戦期に更に洗練され現代に至るまで基本構造大きな変化はない。主要な参戦国地上部隊は必ず迫撃砲装備していた。 日本陸軍においてはストークス迫撃砲導入以前から「曲射歩兵砲」という名称でミーネンベルファー類似の小型迫撃砲装備していたが、これを更新するものとして軽量榴弾砲配備したため、直接照準での射撃できないストークス迫撃砲については当初導入見送り瓦斯投射兼用砲兵装備として採用され拡大型(口径90mm・射程3,800m)の迫撃砲砲兵所管独立部隊配備するに留まっていた。しかし、支那戦線において中国軍使用するドイツ迫撃砲威力目の当たりにし、改め口径81mmのストークス迫撃砲九七式曲射歩兵砲という名称で歩兵部隊にも配備することになったという経緯がある。また、海軍で九七式曲射歩兵砲簡略化した三式迫撃砲海防艦艦橋前に設置し潜水艦対す威嚇攻撃用いたほか、陸軍機動艇などの揚陸艦艦首迫撃砲装備して揚陸時の支援射撃用いた。なお、陸軍においては砲兵所管のものを「迫撃砲」、歩兵所管のものを「曲射歩兵砲」と称するが、形式としてはいずれも同じ迫撃砲である。 第二次世界大戦では歩兵機械化進み自走式迫撃砲登場した軽量迫撃砲車載化も容易で、トラック車台既製迫撃砲搭載しただけのものから、既存装甲車両改造して固定武装化したものまで様々である。 また、迫撃砲ではないが、同じ"mortar"である臼砲曲射砲では、ドイツの「カール自走臼砲口径540mmまたは600mm)」、米国の「リトル・デーヴィッド口径914mm)といった巨砲製造された。 5cm迫撃砲IGrW36第二次大戦中ドイツ軍使用した軽迫撃砲命中精度良かった構造が複雑で重く、50mm口径では威力不足のため大戦中盤以降第一線退いた 120mm迫撃砲PM-38後継のPM-43と併せ第二次大戦中の最優秀迫撃砲称されるソ連軍傑作重迫撃砲ドイツ軍は本砲の性能高く評価し、ほぼフルコピーである12cm迫撃砲GrW42開発した T5E1迫撃砲輸送車第二次大戦では、このような自走迫撃砲初め登場した。ただし、当時のものは兵員輸送車輌等に既存迫撃砲搭載しただけのものが多い

※この「戦間期~第二次大戦期(~1945)」の解説は、「迫撃砲」の解説の一部です。
「戦間期~第二次大戦期(~1945)」を含む「迫撃砲」の記事については、「迫撃砲」の概要を参照ください。

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