ストークスとは? わかりやすく解説

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ストークス【stokes】

読み方:すとーくす

CGS単位系動粘性率単位粘性率流体密度除したもので、1ストークスは1平方センチメートル毎秒(m2/s)。アイルランド数学者物理学者G=ストークスにちなむ。記号St


ストークス

名前 Stokes; Stoakes

ストークス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/07 14:34 UTC 版)

ストークス
stokes
記号 St
CGS、(非SI単位法定計量単位
種類 組立単位
動粘度
SI 0.0001 m2/s
組立 P/(g/cm3)
定義 密度が1 g/cm3で粘度が1 Pである流体の動粘度
語源 ジョージ・ガブリエル・ストークス
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ストークス(stokes, 記号: St)は、CGS単位系における動粘度の単位である。その名前は、アイルランドの物理学者ジョージ・ガブリエル・ストークスに因む。

定義

1ストークスは、密度が1グラム立方センチメートル(g/cm3)で粘度が1ポアズ(P, dyn·s/cm2)である流体の動粘度と定義されている。動粘度は粘度を密度で割ったものであるので、St = (g/cm·s)/(g/cm3) = cm2/s となる。

表記

stokesは人名の"Stokes"に因むものであって、末尾の"s"は複数形を示すものではないが、アメリカにおいては"stoke"を単数形として用いることがある。複数形は常に"stokes"である。

SI単位との関係

国際単位系(SI)には動粘度の単位には固有の名称はなく、センチメートルをメートルに置き換えた平方メートル毎秒(m2/s)がSI組立単位となっている。1 St = 0.0001 m2/s である。

ストークスは非SI単位であり、国際単位系国際文書には記載がない非推奨の単位である。日本の計量法においては、ストークスは国内外で広く用いられており、使用を禁止することで混乱を招くおそれがあるため、粘度のポアズとともに法定計量単位として使用を認めている(計量法第四条第二項関係、計量法に基づく計量単位一覧#SI単位のある量についての非SI単位(5量18単位))。


「ストークス」の例文・使い方・用例・文例

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