慎一・一茂・佳代子の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 09:30 UTC 版)
「家族ゲーム (テレビドラマ)」の記事における「慎一・一茂・佳代子の関係者」の解説
水上 沙良(みずかみ さら) / 立花 真希(たちばな まき)<偽名> / 浅海 舞香(あさみ まいか)<偽名>〈21〉 演 - 忽那汐里(中学時代:恒松祐里) 沼田家の崩壊に終始関わっている謎の女性。 当初は「パシフィック電機」総務部社員「浅海舞香」として登場し、飲食店での会計時に財布を紛失し困っていた時に偶然居合わせた一茂が代わりに支払ったことで知り合い、不倫関係になる。その関係の発覚を皮切りに沼田家の崩壊が始まる。 なおそれと同時に、吉本の過去を調べる慎一の前に「吉本荒野を訴える会」なるサイトの管理人「立花真希」として現れる。一茂とは偶然に出会ったわけではなく、吉本の状況を探るため作為的に一茂に近づいたことや自分が留学中に弟の家庭教師として両親が吉本を雇い、彼によって家庭崩壊へと導かれた家族が3年前に一家心中を図り、死亡したことを慎一に打ち明け、吉本を沼田家から追い出すため2人が協力関係になる。 留学生活を楽しんでいる最中の真希が、両親が多額の借金を背負ったため、留学費用が払えなくなり帰国させようとした親に対して「死んで生命保険で払えばいい」と暴言を吐いたことこそ、自身の家族を自殺に追い詰めたと、吉本が指摘する。自責の念に苦しんでいる真希を見た慎一がお互いに「自己中心的な考えを持つ者同士」として同情を感じ、後に慎一は真希に対して恋愛感情を持つようになる。 その後一茂は、総務部にいるはずの浅海舞香が同姓同名の別人であることを知り、本物の浅海を捜して欲しいと吉本に懇願。再会するやいなや浅海を口説く一茂のもとに慎一が現れ、以後三角関係となる。吉本がネタばらしをする直前まで一茂は浅海の正体に一切気づいていなかったが、慎一はその頃には真希(=沙良)が吉本の味方であることを察知していた。 家庭崩壊後、真実を求める慎一が吉本の暮らしていた部屋にあったチラシから、彼女の正体が劇団カナリカの劇団員「水上沙良」であることが分かる。実は彼女は田子雄大の教え子であり、自殺した真田の幼馴染でもある。田子雄大に依頼されて浅海舞香、立花真希という人物を演じていたと自白し、8年前の真実を知っていることもあり事実と異なる状態に田子は「それでも良い」と言っていたことに対して「本物の吉本荒野が被害者なんて許せない」と思っており、真相を慎一に打ち明ける。 最上 飛鳥(もがみ あすか)〈17〉 演 - 北原里英(当時AKB48) 慎一の彼女で同級生。東大卒の兄がいる。慎一が始めた吉本の素行調査に協力していたが、慎一が素行調査並びに真希に傾倒するようになったせいで慎一との間に距離が出来始め、ついには慎一から「好きな人が出来た」と別れを告げられた。慎一が高校を中退した後も彼のことを心配しているが、飛鳥が家庭崩壊状態の沼田家を訪れた際、飛鳥が慎一に放った言葉が彼にとって吉本を擁護するように聞こえてしまい、慎一から暴行されそうになる。その後、慎一のバスでの告白により関係を取り戻す。 井本 京香(いもと きょうか) 演 - 岡千絵 岸田 菜穂(きしだ なほ) 演 - 真下有紀 上川 紗枝(かみかわ さえ) 演 - 弘中麻紀 上記3名は沼田家の近所に住む主婦友達。佳代子をネットスター証券主催の株式セミナーに誘う。吉本(田子)とも仲良くやっている。また、佳代子に隠れて沼田家の悪口を言っていた。 勝野(かつの) 演 - 内田滋 一茂の部下。かつて一茂にキツい叱責を受けた過去があり、一茂の横領事件を会社に告発し、解雇させる。その際、彼を「泥沼田課長」と侮辱した。最終回では一茂に取引先だった会社の名刺を渡し営業の経験者を募集していることを伝え、「這い上がってみてくださいよ」と言っている。
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