恐竜ハンター団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:43 UTC 版)
「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」の記事における「恐竜ハンター団」の解説
ピーター・ルドロー 演 - アーリス・ハワード ハモンドの甥。ハモンドに代わってインジェン社の社長になった。会社を立て直すためアメリカ本土(サンディエゴ)にジュラシック・パークの再建を計画、腕利きのハンター達を雇ってサイトBを訪れる。ハモンドとは対照的に、恐竜をビジネスの道具としか思っていない。その性格から雇っているハンター達からの信頼も皆無である。貨物船でティラノサウルスの親に重傷を負わされた後、子供の狩りの練習相手にされるという因果応報の最期を迎えた。 死亡したと思われていたが、映画とはパラレルワールドの続編である9年後を描いたコミック作品『ジュラシック・パーク/リデンプション』にも登場している。インジェン社の従業員達によって奇跡的に助けられたルドローだが、後遺症で車椅子に乗り、顔中傷跡だらけの醜い姿になっていた。復讐のために故ハモンドの名誉を傷つけ、大人に成長したハモンドの孫ティムとレックスが計画していた新しいジュラシック・パーク建設を失敗させようと企んでいた。 ローランド・テンボ 演 - ピート・ポスルスウェイト ルドローに雇われた恐竜ハンター団の隊長。「史上最強の猛獣」を狩る事だけを目的にハンターに加わり、ティラノサウルスの雄竜狩りに情熱を燃やす。ニック曰く「“白鯨”(メルヴィルの海洋小説)のエイハヴ船長のような」人物。一見すると冷徹かつ無愛想な男だが、服が血まみれのサラを気遣ったり、ディーターの失踪をケリーに言わないようにとサラに口止めするなど、女性や子どもに対するさりげない優しさを見せる描写がある(未公開シーンでは、ケニアのビアガーデンで黒人女性店員に性的に絡もうとしてる白人の不良男性に決闘を申し込み、なす術もなくこてんぱんにしている)。野営地を襲撃してきたティラノサウルスの雄に麻酔銃を撃ち込み捕獲に成功するが、仲間のハンターたちを連れてその場を避難した相棒のアージェイは草地でヴェロキラプトルの群れに襲撃されて死亡した。ディーターや大勢のハンター仲間たち、さらに相棒のアージェイまで失って傷心したローランドはルドローからの雇用の誘いを断り、「これ以上仲間を失いたくない」と言い残してルドローと袂を分かち、ヘリコプターで島を去った。演じるピート・ポスルスウェイトはスピルバーグから高く評価されており、次作『アミスタッド』でも起用している。 アージェイ・シドゥ 演 - ハーヴェイ・ジェイソン ルドローに雇われた恐竜ハンター団の一員。ローランドとは旧知の仲。サイトBでは彼の相棒として行動している。サラの服についていたティラノサウルスの仔の血の匂いを追ってきたティラノサウルスがキャンプを襲った際、仲間のハンターたちを連れて避難中にヴェロキラプトルの群れに襲われて仲間たちと共に死亡。アージェイの死は直接的には描かれなかったが、アージェイのリュックをニックが発見したことでアージェイが死んだことが暗に示されている。アージェイの死を知ったローランドは後悔のあまり傷心し、ルドローと袂を分かった。 ディーター・スターク 演 - ピーター・ストーメア ルドローに雇われた恐竜ハンター団の一員。ローランドから副隊長を任せられる優秀なハンターだが、スタンガンでコンプソグナトゥスをいたぶるなど冷酷な人物。用を足す為にグループから離れ、道に迷ってしまう。迷走するうちに武器や装備も失い、皮肉にも馬鹿にしていたコンプソグナトゥスの群れに襲われて死亡。遺体はローランド達に発見されたが、無残に食いちぎられていた。 ロバート・バーク 演 - トーマス・F・ダフィ ルドローに雇われた恐竜ハンター団の一員。古生物学者。キャンプを襲ったティラノサウルスに追われて、滝の下にあるくぼみに逃げ込んだが、蛇が服の中に入ったことに驚き、サラの制止もむなしく外へ飛び出そうとしたところをティラノサウルスに捕食され死亡した。 カーター 演 - トーマス・ロサレスJr. ルドローに雇われた恐竜ハンター団の一員。危険な場所でもヘッドフォンで音楽を聴いて周囲を警戒しないなど、能天気な人物。ディーターとコンビを組んでいたが、彼が用を足すためにその場を離れたことに気付かなかった。キャンプを襲ったティラノサウルスから逃げる途中、踏み潰されて死亡。
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