従来シリーズからの新要素・変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 21:52 UTC 版)
「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」の記事における「従来シリーズからの新要素・変更点」の解説
Wiiリモコンによる操作(Wii版のみ) Wii版ではWiiリモコンとヌンチャクの機能を活用した操作方法が取り入れられている。 Wiiリモコンを振ることでリンクが剣を振り、Wiiリモコンで対象物をポインティングして射撃、ヌンチャクを振ることで素早く回転斬りを放つなど、従来の作品と比べてより直感的な操作でプレイできるようになった。また、謎解き音や、剣を振るなどした時の効果音はWiiリモコンの内蔵スピーカーから出力される。 乗馬中のアクション 剣・アイテムの使用など多くのアクションが乗馬中にも行えるようになった。一方、乗馬中にもダメージを受け、振り落とされることもある。また、馬に乗ってボスと戦う「馬上戦」のイベントもある。 魔法 本作ではリンクが魔法を使用しないため、従来シリーズのような魔法ゲージは存在しない。 剣技 走りながら剣を振れるようになるなど、操作に細かい改良が加えられた。回転斬り Wii版はヌンチャクの回転方向に対応して回転斬りを行う。 GC版は従来と同じく、Bボタンを長押しするかコントロールスティックを回転させてから攻撃することで回転斬りを行う。従来までは一度剣を振ってから溜め動作に入ったが、本作ではすぐに溜め動作に入るようになり、剣を振り始めるタイミングがBボタンを放した時に変更された。 Z (L) 注目 Wii版ではZボタン、GC版ではLボタンを押すと対象物に注目(ロックオン)する。 これまでのシリーズと違い、敵に注目した際に自動で盾を構えるようになった。また、遠くの敵に対しては基本的に近接するまで注目できなくなったため、素早く接近して倒すか、弓などを用いて自力で遠くから狙いを定める必要がある。 獣リンク(ウルフリンク) 主人公のリンクは「トワイライト」(後述)に入ると、強制的に狼に変身してしまい、特定のイベントをクリアするまで自力では元に戻れなくなる。「マスターソード」の入手後は狼と人の変身が任意で行えるようになる(周辺に人がいない場合のみ)。 狼の姿の時は人の時よりも素早く移動できる他、深い砂地や雪原の上を沈み込まずに進む、狭い足場を次々に飛び移る、柔らかい地面を掘り進んで障害物の下をくぐるといったアクションも可能となる。また狼の鋭敏な「センス」の能力により、魂となった存在を目視したり、覚えた匂いを追跡することができる。攻撃手段は噛み付きが主となる他、ミドナの魔法によるサポートを得られる。「ポータル」(後述)を利用したワープも可能になる(ワープ機能はダンジョン内など一部では使用不可)。 一方、人の時に使用できていた各種アイテムは使えず、一部のドアを開けることもできない(ミドナが手伝ってくれる場合もある)。人間に近づくと多くの場合こちらを怖がって逃げ出したり、警戒して攻撃をしてくるなどの反応を示す。 この姿では人間と会話できないが動物の言葉が分かるようになる(ほとんどの動物も正体がリンクだと認識している)。 ミドナの話によると狼とは影の世界における神の使いのような存在であり、影の世界に危機が訪れると現れるとされている。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』では、獣リンクのフィギュアを見ることができる。 2016年3月10日には、本キャラクターのamiiboが発売された。
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