廃線区間とは? わかりやすく解説

廃線区間

作者江坂遊

収載図書仕掛け花火
出版社講談社
刊行年月1992.12
シリーズ名講談社ノベルス

収載図書仕掛け花火―綾辻・有栖川復刊セレクション
出版社講談社
刊行年月2007.11
シリーズ名講談社ノベルス


廃線区間(穴水 - 輪島間)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 17:38 UTC 版)

のと鉄道七尾線」の記事における「廃線区間(穴水 - 輪島間)」の解説

かつては穴水駅から輪島駅まで路線延びていた。のと鉄道七尾線一部で、輪島線称する区間である。廃止2年前の1998年には能登三井駅交換設備廃止され輪島駅 - 穴水駅間が1つ閉塞区間となって廃線迎えた。 この区間廃止取り沙汰されるようになったのは、七尾線七尾駅 - 輪島駅間の引き受け後、のと鉄道多額赤字計上しており、その大半七尾線赤字占めていたためである。この区間赤字要因一つ乗客流出であり、背景としてはモータリゼーション加速挙げられる七尾線穴水駅 - 輪島駅間は簡易線規格建設されたために線形悪く鉄道スピードアップできない一方鉄道沿って能登有料道路始めとする道路網が開通したため、自動車圧倒的に有利な状況にあった同様のケース日高本線花輪線山田線大船渡線などでも見られる)。例えば、金沢 - 輪島間には当時からJR七尾線のと鉄道七尾線平行して高速バス奥能登特急」(現・輪島特急)が運転されていたが、このバス所要が2時間運賃2000円であるのに対して七尾経由するため高速バスより10km近く遠回りとなるJRのと鉄道では所要2時間50分で運賃2400円、急行「能登路」利用して所要2時間20分を要したまた、七尾線運行関わる支出には、前述経緯により、JR西日本対する約1億3400万円にも上る線路・設備使用料含まれており、これが経営圧迫したとも考えられている。廃止決定したとき、石川県知事は「道路整備進展皮肉なことにのと鉄道廃止追い込んだ」とコメントしたこのように厳し経営予想される中、能登空港開港に伴う交通再編想定されたこともあって2000年3月廃線決定2001年廃止された。これは国鉄民営化後に第三セクター移管された路線廃止され初めての事例となった廃止後、能登中央バス代替バスの運転を開始し運営主体北鉄奥能登バス変わって現在に至る。 廃線跡は全区間レール枕木鉄橋撤去されトンネル鉄板塞がれている。跡地一部は、石川県道1号七尾輪島線輪島道路)の道路用地や、住宅駐車場などに利用されている。

※この「廃線区間(穴水 - 輪島間)」の解説は、「のと鉄道七尾線」の解説の一部です。
「廃線区間(穴水 - 輪島間)」を含む「のと鉄道七尾線」の記事については、「のと鉄道七尾線」の概要を参照ください。

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