旧線(廃線)区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/11/03 15:25 UTC 版)
「草木トンネル (鉄道)」の記事における「旧線(廃線)区間」の解説
トンネル神戸口で、新線と旧線(廃線)が分岐するが、この部分はほとんど自然に戻っている。県道に沿っていて、道路側からでも鉄道の跡を見ることができる。遊歩道手前に鉄橋の橋台がある。県道が渡良瀬川を渡る辺りに、旧線跡を利用した遊歩道が分岐していて、ここから足尾線旧線を探索できる。琴平隧道があり、蒸気機関車C12形が重連運転で急勾配を力走した跡が見られる(煙の煤が残っている)。遊歩道は、登山道にて国道に至るほか、ダムの麓にある草木湖運動公園につながっている。運動公園へは、途中にある「わらべ橋」を渡る。草木ダム着工開始から、新線が開通するまでの間は、工事区間を迂回する仮線をつかって足尾線は運行していた。その痕跡を、このわらべ橋並びに川を越えた辺りにあるトンネル跡にて見ることができる。仮線のトンネルは柵があるため入ることはできない。反対の出口は草木湖湖底である。沢入側は、沢入トンネル付近で微かに見ることができるだけで、湖畔までは、どの辺りに線路跡があることすら分からない。並行する湖畔道路に使われていると思われる。
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旧線(廃線)区間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:20 UTC 版)
「草木トンネル (わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線)」の記事における「旧線(廃線)区間」の解説
トンネル神戸口で、新線と旧線(廃線)が分岐するが、この部分はほとんど自然に戻っている。県道に沿っていて、道路側からでも鉄道の跡を見ることができる。遊歩道手前に鉄橋の橋台がある。県道が渡良瀬川を渡る辺りに、旧線跡を利用した遊歩道が分岐していて、ここから足尾線旧線を探索できる。途中にある琴平隧道の天井には煤が残っており、C12形蒸気機関車が重連運転で急勾配を力走した跡が見られる。遊歩道の先は登山道で国道122号に至るほか、ダムの麓にある草木湖運動公園にも通じている。運動公園へは、途中にあるわらべ橋を渡る。遊歩道から先の旧線はダムサイト辺りで旧第一渡良瀬川橋梁にて渡良瀬川を渡っていたが、痕跡を見付けることはできない。 草木ダムの着工開始から新線が開通するまでの間は、工事区間を迂回する仮線を使って足尾線は運行していた。その痕跡を、このわらべ橋並びに川を越えた辺りにあるトンネル跡にて見ることができる。仮線のトンネルは柵があるため入ることはできない。反対の出口は草木湖に沈んでいる。なお、トンネル手前で渡良瀬川を渡っていた仮設トラス橋の痕跡はすでに残っていない。 沢入側の線路跡は、沢入トンネル付近で微かに見ることができるだけで、湖畔までどの辺りに線路があったのかすら分からない。おそらく並行する湖畔道路の用地に転用されていると思われる。 2016年に旧琴平トンネルは「わたらせ渓谷鐵道関連施設群」の一部として、土木学会選奨土木遺産に選ばれる。
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