広達電脳とは? わかりやすく解説

クアンタ・コンピュータ

(広達電脳 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 07:57 UTC 版)

Quanta Computer, Inc.
種類
パブリック
市場情報 TWSE: 2382
業種 ハードウェア
エレクトロニクス
設立 台湾台北市
1988年 (36年前) (1988)
本社

桃園市, 台湾

北緯25度2分59.8秒 東経121度22分30.8秒 / 北緯25.049944度 東経121.375222度 / 25.049944; 121.375222座標: 北緯25度2分59.8秒 東経121度22分30.8秒 / 北緯25.049944度 東経121.375222度 / 25.049944; 121.375222
主要人物
創業者 林百里英語版CEO
製品 ノートパソコンスマートフォンサーバデジタルテレビなど
売上高 USD 27.8 billion (2014年)
利益
591,000,000 アメリカ合衆国ドル (2010年) 
従業員数
全世界で70,000人以上[1]
ウェブサイト www.quantatw.com
広達電脳股份有限公司
各種表記
繁体字 廣達電腦股份有限公司
簡体字 广达电脑股份有限公司
拼音 Guǎngdá Diànnǎo Gǔfènyǒuxiàngōngsī
英文 Quanta Computer Inc.
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広達電脳ことクアンタ・コンピュータ(Quanta Computer)は、台湾パソコンメーカーである。本社は桃園市亀山区にある。

2010年現在、パソコン受託生産でコンパル・エレクトロニクス(仁宝電脳)と共に、世界最大手の一角を占めている。

概要

1988年に台湾の林百里(Barry Lam)により設立された。台湾国内と中国に工場をもち、パソコンのOEMODM製造を手がけ、「チャイワン」[2][3][4]EMS業界で呼ばれる中台分業体制の一翼を担ってきた[5]

ノートパソコンでは生産規模が月産300万、年産(2014)4,850万台以上と世界最大の規模をもち、アメリカのデルHPAppleをはじめ、日本のソニー東芝富士通シャープなどに向けても製造を行っている。日本国内ではあまり知名度がないが、モバイルノートや高級ノートを除いた機種で広く使用されており、生産数量のシェアは25%を占める。

OLPC

2005年12月に、OLPCの設計製造メーカーに選定された。これはMIT (マサチューセッツ工科大学)メディアラボが研究を開始した開発途上国の教育支援を目的としたパソコンである。

脚注

外部リンク


広達電脳(クアンタ・コンピュータ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 07:39 UTC 版)

REvil」の記事における「広達電脳(クアンタ・コンピュータ)」の解説

2021年4月REvilノートパソコンMacBook生産するアップル主要サプライヤーの1社である台湾の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)から、Apple次期製品設計図盗み出した。この設計図には、発表されたばかりiMac (24-inch, M1, 2021) やMacBook Air (M1, 2020) の筐体設計図加え、まだ発表されていない次期MacBook Pro筐体設計図なども含まれている。他にも、新しApple Watch新しLenovo ThinkPad設計図含まれているとされるREvilは、5,000ドル支払わないと、データ公開する脅迫した犯行声明では、「これから始まるApple新製品発表会待ち遠しいか? 我々、REvil本日多く人々愛されてきた企業の、将来リリースにかかわるデータ公開踏み切ていくつもりだ。ティム・クックは、Quantaに礼を述べるべきだね。これまで多大時間費やし問題解決努めてやったが、Quantaは、顧客従業員データのことなど、まったく気にしていないという態度明らかにしてきた。それで、我々が手にしたデータ販売公開へと進まざるを得ない」と述べた。 広達電脳は攻撃受けたことを認めたが、詳しい説明やどの程度データ盗まれたかについては言及避けた社内情報セキュリティチームが外部IT専門家と共に対応しており、「関連する法執行データ保護当局報告し意思疎通常時行っている」とコメントしたアップル広報担当者情報漏洩に関する質問対しコメント避けたセキュリティ企業Emsisoftギャロウは「往々にしてハッカーというのは、盗み出した情報重要性大げさ伝え脅し取ろうとするものだ」と語り流出した情報大した物ではないと語った過去の実績誇示しつつ、それほど重要な情報でなくても、なんとか多額身代金せしめようとするハッカーの手口だとした。

※この「広達電脳(クアンタ・コンピュータ)」の解説は、「REvil」の解説の一部です。
「広達電脳(クアンタ・コンピュータ)」を含む「REvil」の記事については、「REvil」の概要を参照ください。

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