クアンタ・コンピュータ
(広達電脳 から転送)
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広達電脳ことクアンタ・コンピュータ(Quanta Computer)は、台湾のパソコンメーカーである。本社は桃園市亀山区にある。
- ^ “Quanta Computer”. 2017年1月16日閲覧。
- ^ “デジタル敗戦国日本は「チャイワン」に学べ”. プレジデント社. (2012年1月16日) 2018年1月2日閲覧。
- ^ “[オピニオン]チャイワンのパワー”. 東亜日報. (2010年1月1日) 2018年1月2日閲覧。
- ^ “焦点:日韓ハイテク産業、「チャイワン」が変える業界地図”. ロイター. (2009年7月23日) 2018年1月2日閲覧。
- ^ “台湾企業「日本を知り抜き中国を使えるから強い」と大前研一”. NEWSポストセブン. (2012年8月17日) 2018年1月2日閲覧。
- 1 クアンタ・コンピュータとは
- 2 クアンタ・コンピュータの概要
- 3 外部リンク
広達電脳(クアンタ・コンピュータ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 07:39 UTC 版)
「REvil」の記事における「広達電脳(クアンタ・コンピュータ)」の解説
2021年4月、REvilはノートパソコンMacBookを生産するアップル主要サプライヤーの1社である台湾の広達電脳(クアンタ・コンピュータ)から、Appleの次期製品の設計図を盗み出した。この設計図には、発表されたばかりのiMac (24-inch, M1, 2021) やMacBook Air (M1, 2020) の筐体設計図に加え、まだ発表されていない次期MacBook Proの筐体設計図なども含まれている。他にも、新しいApple Watch、新しいLenovo ThinkPadの設計図が含まれているとされる。REvilは、5,000万ドルを支払わないと、データを公開すると脅迫した。 犯行声明では、「これから始まるAppleの新製品発表会が待ち遠しいか? 我々、REvilは本日、多くの人々に愛されてきた企業の、将来のリリースにかかわるデータの公開に踏み切っていくつもりだ。ティム・クックは、Quantaに礼を述べるべきだね。これまで多大の時間を費やし、問題解決に努めてやったが、Quantaは、顧客や従業員のデータのことなど、まったく気にしていないという態度を明らかにしてきた。それで、我々が手にしたデータの販売と公開へと進まざるを得ない」と述べた。 広達電脳は攻撃を受けたことを認めたが、詳しい説明やどの程度のデータが盗まれたかについては言及を避けた。社内の情報セキュリティチームが外部のIT専門家と共に対応しており、「関連する法執行・データ保護当局に報告し、意思疎通を常時行っている」とコメントした。アップルの広報担当者は情報漏洩に関する質問に対しコメントを避けた。 セキュリティ企業Emsisoftのギャロウは「往々にして、ハッカーというのは、盗み出した情報の重要性を大げさに伝え、脅し取ろうとするものだ」と語り、流出した情報が大した物ではないと語った。過去の実績を誇示しつつ、それほど重要な情報でなくても、なんとか多額の身代金をせしめようとするハッカーの手口だとした。
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