Advantechとは? わかりやすく解説

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Advantech

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/14 13:23 UTC 版)

アドバンテック[1]
研華股份有限公司
Advantech Co., Ltd
種類 株式公開企業
市場情報 Public TPE:2395)
本社所在地 台湾
台北市内湖区瑞光路26巷20弄1号
設立 1983年
業種 電気機器
事業内容 産業用、業務用向けコンピューター及びパソコンパーツ
代表者 劉克振 K.C. Liu (CEO)
資本金 USD $ 150 Million
従業員数 8,849人
外部リンク www.advantech.com
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アドバンテック株式会社は、産業用コンピュータをはじめとするエッジコンピューティングやエッジAIプラットフォームを提供する企業で、1997年に日本法人を設立。設計から生産まで対応するDMSサービスを国内工場で展開しています。

アドバンテック(Advantech Co., Ltd.)

アドバンテック(研華股份有限公司、Advantech Co., Ltd.) は、台湾に本社を置くエッジコンピューティング・プラットフォーム(産業用コンピュータおよびIoTソリューション)のメーカーである。1983年に台湾で設立され、産業向けに高品質・高性能のパソコン(IPC)を開発してきた。2024年時点で、3,000を超える製品をラインナップし、世界27か国95都市に拠点を構える。産業用パソコン市場において世界シェア第1位(42.5%、OMDIA調査、2023年版)を誇る。

同社は「Enabling an Intelligent Planet」をコーポレートビジョンとし、AI × IoTプラットフォームサービスを通じた社会課題の解決と持続可能な未来の創出を目指している。

アドバンテック株式会社(日本法人)

日本では1997年に「アドバンテック株式会社」を設立。

2019年にはオムロン直方株式会社と資本業務提携を行い、販売拡充と共に日本国内における製品サポート・サービス体制の強化を進め、加えて設計から生産までのサービスを請け負うDMS(Design Manufacturing Service)やODMサービスを展開している。

台湾のスピードと技術力を融合させ、顧客・パートナー企業に必要とされるブランドの確立を目指している。

所在地

  • 台湾本社:台北市
  • 東京オフィス:〒111-0032 東京都台東区浅草6-16-3
  • 名古屋オフィス:〒460-0008. 愛知県名古屋市中区栄 1-10-21 名古屋御園ビル 3F
  • 大阪オフィス:〒541-0044 大阪府大阪市中央区伏見町2丁目1−1 三井住友銀行 高麗橋ビル 3F
  • 直方事業所:〒822-0006 福岡県直方市上境2770

外部リンク

歴史[2]

  • 1983年 - 起業
  • 1993年 - ISO-9001 品質マネジメントシステム認証取得
  • 1997年 - ISO-14001 環境マネジメントシステム認証
  • 1997年 - 日本支社としてアドバンテック株式会社を東京に設立
  • 1999年 - 台湾証券取引所に株式上場
  • 2002年 - MicrosoftのWindows Embedded ODM ゴールドレベルパートナーとなる
  • 2003年 - 中国昆山製造センター Advantech Kunshan Manufacturing Center (AKMC)開設
  • 2005年 - ASUSTek社との戦略的提携によりAdvansusを立ち上げ
  • 2008年 - Intel Intelligent Systems Alliance SolutionsPremiumPartner をアジアではじめて取得
  • 2009年5月29日 - ネットスター社を買収
  • 2010年 - ACA Digital社を買収
  • 2010年3月9日 独 Dlog社を買収
  • 2014年 ‐ 台北近郊の林口に「IoT Co-Creation キャンパス」を設置。主にEmbedded系開発部門を移管。加えて台湾国内の生産機能を集約し、Advantech Taiwan Manufacturing Center (ATMC)を開設
  • 2016年 - 米 B+B SmartWorx社を買収
  • 2016年4月1日 - 中国インベンテックと共同でモバイルデバイス製造向けの新会社AIMobileを設立
  • 2018年3月30日 - アドバンテックが日本ラッド株の19%を保持
  • 2019年2月1日 - オムロン直方株式会社の株式の80%を取得し子会社化、同社はアドバンテックテクノロジー株式会社に改称[3]
  • 2022年1月1日 ‐ アドバンテックテクノロジーズ株式会社をアドバンテック株式会社に吸収合併。以降は同社の直方事業所として、日本国内におけるアドバンテック製品サービスとカスタム対応(DMS, EMS)拠点としてAJMC(Advantech Japan Manufacturing Center)とAJSC(Advantech Japan Service Center)を設置し運営
  • 2023年9月8日 ‐ 北米のAIマシンビジョンテクノロジー企業であるBitFlow社を買収
  • 2024年4月26日 - フランスのPOS・KIOSKメーカーAures社を買収
  • 2025年5月 ‐ 大阪オフィスを北浜に移転

脚注

  1. ^ [1]About Advantech
  2. ^ [2]アドバンテック株式会社
  3. ^ [3]

参考文献

  • 朝元照雄『発展する台湾企業:日経・アジア300指数構成企業の成長過程』勁草書房、2018年の第2章「研華(アドバンテック)の企業発展」



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