帝都大学第一高校
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東東京代表。通称「帝大一高」。甲子園常連校で守りは堅いが、爆発的な長打力を誇る選手に欠け、攻撃は今一つ花がないと評される。選手層が厚いのが特徴。足を絡めた作戦や、打撃妨害など、相手の嫌がる作戦もソツなくこなす。ポッポ曰く「(乱暴にいえば)強いところには弱いが、弱いところには滅法強いタイプ」。なお帝都大は新関東リーグの2部の弱小校で、控え選手の主な進学先となっている(それ故評判が良くない)。 赤羽(あかばね) 監督。春夏あわせて6回、甲子園に出場するもいずれもベスト16が最高。そのことを総長から嫌味を言われているのが悩み(そのためか総長の嫌味の物まねをする)。愚痴っぽい独り言をよく言う。試合中も止まらず、頭の中で一人芝居をしてはよく周りに同意を求めている(主な相手は竹ノ塚)。普段は飄々としているものの決して放任主義という訳ではなく、つまらないミスが重なったりするとスイッチが入ったかのように怒鳴り、叱り付ける。戦法は鳩ヶ谷と似ており、奇襲を重ねたり、相手の弱点を徹底的に突く(鳩ヶ谷曰く「俺より数段性格が悪い」とも)。勝負所ではメガホンを振り回し、選手を鼓舞する。「なぁ?」が口癖。 六回もの甲子園本戦ベスト16止まりの責任を取らされてか、本人曰く自分で来たとの事だが、兎にも角にも甲子園終了後の秋以降、彩学野球部の監督に就任する。 荒川(あらかわ) 3年生のエース投手。プロ注目の投手で、150km/hの速球と鋭いスライダーとシンカーが武器。剛士を三球三振に討ち取る実力者。八潮からは明石以上とも。彩学戦ではベスト8戦以上への温存のため登板予定はなかったが、後半にリリーフする。 青山(あおやま) 3年の三番手控え投手。エースの荒川温存のため先発する。功名心の強い性格で、落ち着きがないため監督の信頼は低い。投球中も専ら「スターになる」など調子のいいことを考えており、投球は不安定。詩織のつけたあだ名は「ニャンコ」。 木場(きば) 投手。1年生ながら肝の据わったピッチングが持ち味。性格があまり良くなく、相手の嫌がるプレーを得意とする。赤羽監督から「ここぞという場面に強い」と評され、期待されている。兄も野球部で、帝都大に内部進学するも早々に野球部を退部している。 板橋(いたばし) 荒川に次ぐ控え投手。彩学戦で先発予定も腹痛のため欠場。 渋谷(しぶや) 一番打者。遊撃手。 笹塚(ささづか) 二番打者。右翼手。 四谷(よつや) 三番打者。中堅手。 大久保(おおくぼ) 四番打者。三塁手。 赤坂(あかさか) 五番打者。二塁手。左投手を大の得意としている。 上野(うえの) 六番打者。一塁手。毎日400球練習しているというバントが得意。 芝(しば) 七番打者。左翼手。途中で深川に代えられる。 中野(なかの) 八番打者。捕手。 竹ノ塚(たけのつか) 3年の控え野手。赤羽の相槌役。赤羽が怒るのを察して当り散らしやすい物を置いたりもする。顔が大きい。9回、満塁の一打サヨナラのチャンスで代打で出場。
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