て‐びかえ〔‐びかへ〕【手控え】
手控え
手控え
「模様ながめ」または「様子見」とも言います。現物取引であれば、将来的にその銘柄が値上がりするという見通しが立たない限り、投資家は具体的な投資行動には移りません。また、信用取引でも同様で、売り買いのいずれかから取引を始めるにしても、結局は値上がり、値下がりのいずれかに相場が動くという確信が得られない限り、投資家は具体的な投資行動には移りません。相場を動かす材料が出ず、相場の方向性が見極められない場合は、多くの投資家が相場の成り行きを見守ることになります。買い方だけが静観している「買い手控え」は、相場が基本的に停滞または下降基調にあり、上昇に向かう気配がみられないため、買い方が相場の成り行きを見守っている状況を指します。反対に、売り方だけが静観している時は、「売り手控え」と言います。
「手控え」の例文・使い方・用例・文例
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