左右型(消化器型)3種・4種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 07:31 UTC 版)
「体癖」の記事における「左右型(消化器型)3種・4種」の解説
腰椎2番でバランスを取り、生理的な好き嫌いの感情が感受性の中心である。左右のどちらかの足に体重が大きく偏る。したがって靴底は片足だけが減りやすい。消化器を中心にした空間感覚で、空間に対する対立感が弱く、やわらかいコミュニケーションを得意とするのが特徴だが、これはふつうの人が会食をすることで緊張をとろうとする効果とよく似ている。 3種は胃腸が丈夫で食欲旺盛で料理好きであり、風邪を引いても食欲がなくならない(心理的に盛りあがっても落ち込んでも大食して発散。「食欲が歩いている」と言うくらいで、嬉しい時でも哀しい時でもよく食べる)。感情表出が豊かで人当たりがよく、対人関係が得意。片付けが苦手。記憶力は良い(理解しなくても記憶ができる)が、部分だけ見て他を忘れる傾向がある。色彩感が豊かで、音楽を聴くと音色に注意が行く。理屈には弱い方で、物事を好き嫌いだけで判断する傾向が強い(この点で何もかも理屈で説明しようとする1種とは対照的だが、互いに理解できないだけに1種と3種の相性は非常によいとされる)。権威ある人の話などを鵜呑みにしやすく、流行やブランド志向が強い傾向にある。体型や顔はやわらかく丸い印象があり、腰が細く、色白の美人が多い。庇われなくてはならなくなるような容貌や、甘え方が身についているとも言える。男性と女性ではかなり印象が違って見えることが多く、男性の場合は清濁合わせ飲むというこだわらない性質が目立つ。叱られた時に、叱られている内容よりも、声の色や相手の感情に反応してしまうため、説教が通じにくい。多くの女性は程度の差こそあれ3種体癖の要素を持っているとみなす考え方があり、女性特有の感受性・思考特性として語られる特徴の多くは3種体癖の特徴であるとされる。 4種は感情的なのだが、内向しやすい。感情の起こりは速いが持続が出来ず、怒ってもすぐ後に笑っていたりする。いつもなんとなくニコニコしていて、感情がよく分からない印象であるが、悪い感情は表に出ないまま残っていて、生理的な面に影響しており、周期的に下痢をおこしてバランスをとる。3種と異なり、興奮や緊張したり疲れたりすると食欲が落ちる。痩せ気味で骨ばっており胸板が薄目、背中がまっすぐな姿勢のことが多く、やや怒り肩に見える場合が多い。太れない。ファッションセンスがよく、清潔感を重視する。マゾヒズム傾向があり、泣ける映画を観て一緒に泣いて発散したり、人から怒鳴られたりハッキリと言われたりするとスーッとしたりする。動き全体が直線的で硬い。
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