山上の諸堂とは? わかりやすく解説

山上の諸堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 00:09 UTC 版)

高尾山薬王院」の記事における「山上の諸堂」の解説

神変堂本尊:神変大菩薩 神変堂は浄心門を入ってすぐ左手にある。神変大菩薩とは修験道開祖役小角役行者)のことで、日本各地霊山修行し高尾山でも修行した伝えられる由縁から、ここに祀られている。様式入母屋造唐破風付である。 八大竜王堂本尊:八大竜王 1993年平成5年11月建立される。手水舎のようになっており、ここで硬貨を洗うとよいとされている。 倶利伽羅堂本尊:倶利伽羅竜王 1997年平成9年)に建立される。 修行大師堂本尊:弘法大師 弁天本尊弁才天 本坊のそばの洞窟内に弁才天祀られている。古くから祀られていたが、荒廃していたため、1926年昭和1年12月再興された。 愛染堂本尊愛染明王 1994年平成6年12月建立される。様式宝形造唐破風付である。 聖天堂本尊:歓喜天聖天1997年平成9年9月建立される。様式宝形造である。 大師堂本尊弘法大師 江戸時代中期建立で、1978年昭和53年)に東京都指定有形文化財指定されている。方三間宝形造向拝付の銅板葺である。『新編武蔵風土記稿』には大日堂記され位置違っている。 天狗社本尊:大天狗小天狗 高尾山古くから住むといわれる天狗祀っている。大小2社の神社からなっている。両社とも一間社流造である。 福徳稲荷本尊稲荷神 一間社流造唐破風付の社殿で、極彩色装飾なされている。 奥の院 不動堂本尊不動明王東京都有形文化財彫刻薬王院奥の院である。江戸時代初期寛永年間1624年-1644年)の建立で、1953年昭和28年東京都指定有形文化財指定される四方3間の宝形造向拝付である。1959年昭和34年)に改修される本尊木造不動明王及び二童子立像寄木造り玉眼彩色で、室町時代以前鎌倉仏の特徴を持つ優秀な作として、1962年昭和37年)にこちらも東京都有形文化財彫刻)に指定された。本尊の他に行基菩薩・俊源を祀る柴燈護摩道場 仏舎利奉安タイ王国から寄贈され仏舎利祀る。なお、仏舎利塔前に飯綱大権現の像が建っている。 浅間社本尊浅間大菩薩 社殿一間社流造唐破風付である。

※この「山上の諸堂」の解説は、「高尾山薬王院」の解説の一部です。
「山上の諸堂」を含む「高尾山薬王院」の記事については、「高尾山薬王院」の概要を参照ください。

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