展望型電車「四季彩」とは? わかりやすく解説

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展望型電車「四季彩」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 04:55 UTC 版)

国鉄201系電車」の記事における「展望型電車「四季彩」」の解説

詳細は「四季彩」を参照四季彩」旧塗装四季彩」新塗装 JR東日本八王子支社では、青梅線沿線観光振興目的として201系4両編成1本を改造した展望電車投入することとなり、2001年大井工場改造施工された。種車4両編成1本(クハ201-134+モハ201-263+モハ200-263+クハ200-134)は豊田電車区訓練車として使用されいたもので、改造による車両番号変更行われていない。 展望電車2001年8月4日より運転が開始された。その後愛称公募により「四季彩」(しきさい)の愛称決定し同年11月23日より四季装飾追加され上で運用入っている。 奥多摩寄り先頭車クハ200-134)は、青梅線内で多摩川面する側の座席窓側向いた跳ね上げ式のペアシート交換され残り3両も多摩川面する側の座席が4人掛けクロスシート交換された。車窓展望の向上のため、多摩川面する側の窓が大型1枚固定となった車体塗装は1両ずつ四季を表す色に変更され奥多摩四季多摩川演出しデザイン採用された。 春: 夏:ひまわり2004年7月よりレンゲショウマ) 秋:紅葉 冬: 登場から数か月間は五日市線でも運用されたが、以降土曜休日青梅 - 奥多摩間の運用中心で、送り込み兼ねた立川発着運用が1往復あった。 臨時列車では、大月駅開業100周年記念記念列車や「川崎-奥多摩ハイキング号」として南武線川崎駅まで、2006年からは「四季彩河口湖号」として富士急行線河口湖駅まで、さらに2007年ゴールデンウィークには快速むさしの奥多摩」にも投入され武蔵野線経由して大宮駅まで乗り入れた実績を持つ。 また八王子支社管内以外にも、長野支社貸し出され中央本線小淵沢駅 - 大糸線白馬駅間の臨時快速四季彩高原号」や2008年5月24日には信越本線長野駅 - 篠ノ井線姨捨駅間の「姨捨フォトトレイン四季彩」号として運転された。 平日拝島運転区訓練車として使用されたほか、他線へ貸し出されることもあり、2006年度には篠ノ井線内の乗務員訓練用松本車両センター貸出された。八高線予備車も兼ねていたが、実際に運用されたことはほとんどない当初外装による運転は2005年5月8日で一旦終了し、新塗装変更後の同年6月25日三鷹電車区一般公開展示され同年7月2日から再度運転を開始した外観は「青梅線四季」がテーマとなり、多摩川流れイメージした青いライン引かれ青梅線春夏秋冬景勝地と旬の素材イラスト描かれデザインとなった老朽化のため、2009年6月28日をもって青梅線での定期運用離脱した同年7月中は団体臨時列車として「さよなら四季彩号」が運転され7月20日さよなら運転最後に営業運転終了し7月23日長野総合車両センター廃車回送が行われた。

※この「展望型電車「四季彩」」の解説は、「国鉄201系電車」の解説の一部です。
「展望型電車「四季彩」」を含む「国鉄201系電車」の記事については、「国鉄201系電車」の概要を参照ください。

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