展望台・遊歩道など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 07:20 UTC 版)
頂上には火口が存在し、その周りを1周出来る遊歩道や火口内へ降りられる道が整備された。頂上付近に設けられた展望台からは阿武火山群の島々と、付近の海岸線が見渡せる。朝は島々の断崖に日光が反射するさまが、夕方は日本海に沈む夕日が、夜は沖合いのイカ釣り漁船の電燈が見られる。 山体が冷えて固まった溶岩で形成されているため、日本海からの海風は岩の隙間を通り、地中で冷やされる。このような涼風が吹き出す隙間の多い岩場は風穴と呼ばれており、夏場の観光スポットとして利用されている。また、島の東側の麓には明神池(みょうじんいけ)と呼ばれる汽水湖が存在し、やはり溶岩の隙間を通って日本海の海水や魚が出入りしている。
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