小池重明
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小池 重明(こいけ じゅうめい、本名・こいけ しげあき、1947年12月24日 - 1992年5月1日)は、愛知県名古屋市出身の将棋アマチュア選手。アマ最強と呼ばれ、その強さは花村元司も評価。賭け将棋で生計を立てる真剣師としても伝説的な強さだったとされる。「新宿の殺し屋」「プロ殺し」など数多くの異名と独特の棋風で知られる。
注釈
- ^ プロ棋士になるためには、まず19歳までに奨励会という棋士養成機関に試験を受けて入会し、その後所定の成績をあげて31歳まで(後に26歳まで)に四段の段位を認定される必要があった。当時小池は既に33歳になっており、プロ入りのために必要ないずれの条件も満たすことができなかった。その後、2005年に瀬川晶司が編入試験に合格し、1944年の花村以来となるプロ編入を果たし、年齢制限を越えた者のプロ棋士への道も開かれている。
- ^ なお、天野高志はこの後の竜王戦6組準決勝戦で、丸山忠久に持将棋指し直し局の末敗れた。
- ^ 持ち時間を使い切った後は、相手の指し手の後あらかじめ決めた短い時間(30秒、1分など)以内に指さなければならない。
- ^ ここではまだしも、▲8五同銀△8七歩成とさせて、すぐに▲9五角~▲8四歩△7二玉▲8三金であった。実践では結局下手の小池は8五銀からの拠点もくさびも築けず、上手玉が逃げられてから▲9五角としたので、形勢が挽回できなかった。
出典
小池重明 (1947-1992)
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「棋士 (将棋)」の記事における「小池重明 (1947-1992)」の解説
第34・35回全日本アマチュア名人戦のアマ名人。第6回読売アマ実力日本一優勝。「新宿の殺し屋」「プロ殺し」の異名を持つ。
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