富士急行8000系電車とは? わかりやすく解説

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富士急行8000系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 01:50 UTC 版)

小田急20000形電車」の記事における「富士急行8000系電車」の解説

運用離脱発表から間もない2012年1月21日富士急行RSE車の取得向けて交渉入った報じられた。富士急行では2000形(旧JR東日本165系「パノラマエクスプレスアルプス」)を「フジサン特急」に運用していたが、同車老朽化著しく部品の調達困難になったことから、RSE車を譲り受けたうえで同車代わるフジサン特急」用に転用することになったもので、2013年11月11日付で1編成譲渡された。 富士急行線での運用にあたり7両編成内の先頭車2両(1号車7号車)と中間車1両(新宿側から2両目6号車)を使用して3両編成変更した。なお解体された4両についても、台車冷房装置座席など部品については予備部品として保管されている。車体には公式サイト上で行われたキャラクター投票選ばれ44種類に、一般公募14種類加えたフジサンキャラクター描かれている。 改造の内容以下のとおりである。 1号車デハ20002→クモロ8001追加料金必要な定員制展望車両とすることとし運転室後方座席をゆったりと眺望楽しめるソファータイプに変更した上で最前部には子供向け運転台設置した一部座席ダブルデッカー車両の階下席に使用されていた座席活用して3列シートとし、1人がけ座席窓際には長手方向テーブル設置したほか、小グループ向けにセミコンパートメントを設けた外観には大きな変更点はない。 2号車サハ20052→サロ8101) 車体長3分の1にあたる客室床面400 mm下げ車椅子スペースとして車椅子固定ベルト設けた座席とボックスシートタイプの座席設置し暖房機も設置したほか、この部分側面窓については下方拡大したまた、この改造によって、それまで床下にあったCU45形冷房装置搭載できなくなるため、ダブルデッカー車両に設置されていたCU702形冷房装置屋根上に設置したほか、客用扉は折戸から引戸変更した便所については車椅子対応でおむつ交換台備えた大型トイレ改装した。これ以外の客室内小田急時代と同様である。こうしたバリアフリー化改造のため、外観大きく変更された。 3号車デハ20302→クモロ8051) 客室内小田急時代と同様で、外観にも大きな変更点はない。 乗務員室 小田急時代との大きな変更点はなく、自動列車停止装置列車無線などの保安装置富士急行用に交換したほか、GPS測位機能付き自動放送装置設置した。なお、小田急使用していた車内チャイム使用可能となっているほか、小田急時代形式表記残されている。 各種機器 耐雪ブレーキ・レールヒーター・外部電源接続装置付き床下機器保温回路設置したほか、集電装置はシングルアーム式に変更した富士急行での形式8000系となり、2014年平成26年7月12日から運用開始したまた、371系上記2000形置き換え、「富士山ビュー特急」用8500系として2016年平成28年4月23日より運行開始した

※この「富士急行8000系電車」の解説は、「小田急20000形電車」の解説の一部です。
「富士急行8000系電車」を含む「小田急20000形電車」の記事については、「小田急20000形電車」の概要を参照ください。

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