学外付属施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 16:30 UTC 版)
千刈キャンプ(英語版) 兵庫県三田市に所在。1955年に関西学院が開設したキャンプ場。三田市の東部標高約250mの高台にあり、神戸市の千苅水源池を眼下に望むことができる。キリスト教を基にした野外活動教育と宗教教育を実践する目的のため設置された。1984年には、キャンプセンターが完成し、バンガロー、礼拝堂、研修室や宿泊研修施設が整備された。土地総面積は82,913m2、建物総面積は4,709.2m2。土地・建物ともに関西学院が所有する。 立山山小屋 富山県中新川郡に所在。1964年(昭和39年)9月に設置。立山黒部アルペンルート沿い、標高約2,000mの中部山岳国立公園・特別保護地区内の国有林に立地。土地総面積は1,185.0m2、建物総面積は127.8m2。建物を関西学院が所有し、土地は国(林野庁)から借りている。例年7月20日から9月末までオープンしている。 戸隠山小屋 長野県長野市に所在。妙高戸隠連山国立公園にあり、学生や教職員・同窓生が野外活動のために利用できる。土地総面積は3,304.8m2、建物総面積は201.1m2。元々はワンダーフォーゲル部が1960年に部の施設として建設したが、1972年に学院の運営となったものである。現在でもワンダーフォーゲル部が主な使用者となっているが、予約すればその他の希望者も使用できる。土地・建物ともに関西学院が所有する。 張記念館 兵庫県西宮市に所在。1975年に音楽学普及のための施設として、土地の一部および建物の寄贈を受け、教育施設として活用。2003年度に改修工事を行い、文部科学省高 度化推進事業であるアート・インスティチュートの研究施設として利用している。土地総面積は893.4m2、建物総面積は159.9m2。土地・建物ともに関西学院が所有する。 関西学院柏原スタジオ 兵庫県丹波市柏原町の城下町の中心部に所在。空き古民家を利用した施設で、総合政策学部都市政策学科の演習科目「都市政策演習(柏原)」や、法学部の一部のゼミで利用されている。他の大学でも、古民家を利用した施設を持っていることがあるが、多くでは「キャンパス」扱いされているが、この施設はキャンパス扱いはされていない。 千刈セミナーハウス(閉館) 兵庫県三田市に所在。1978年に設置。企業や学校の研修施設として利用された。三木武夫元首相やジミー・カーター元米大統領 らも訪れた。最盛期には年間1万7千人の利用者があったが、建物の老朽化により、2005年10月に休館し、2014年3月に正式に閉館となった。5つのセミナー室と結婚式もできるチャペルを備えた管理棟と、120人収容の宿泊棟を備えていた。1981年には三木元首相らの座談会が開かれたほか、世界の要人が度々訪れたことがあることでも知られている。休館後、チャペルのパイプオルガンは2006年に神戸三田キャンパスランバス記念礼拝堂に移され、ステンドグラスは2014年に完成した中央講堂(125周年記念講堂)に移された。土地総面積は93,741.7m2、建物総面積は3,933.6m2。閉館したあとも土地・建物ともに関西学院が所有していたが、正式閉館後に建物は解体された。
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