女二の宮とは? わかりやすく解説

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おんな‐にのみや〔をんな‐〕【女二の宮】

読み方:おんなにのみや

【一】第2皇女

【二】源氏物語登場する女性朱雀院の第2皇女柏木の妻。


女二宮

(女二の宮 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/11 21:54 UTC 版)

女二宮(おんなにのみや)は、

  1. 歴代の天皇の二番目の姫宮、第二皇女のこと。
    1. 女二宮 (後水尾天皇皇女)(1625-1651)
  2. 物語に登場する、本名のわからない架空の第二皇女の便宜上の名称。以下、代表的な女二宮を挙げる。
    1. 源氏物語』に登場する、朱雀帝の第二皇女。落葉の宮を参照。
    2. 『源氏物語』に登場する、今上帝の第二皇女。後述。
    3. 狭衣物語』に登場する、嵯峨院の第二皇女。狭衣との一夜の契りで若宮をもうけ、その後出家する。

女二宮は、『源氏物語』に登場する架空の人物。今上帝の第二皇女で、母は藤壺女御(左大臣の姫。桐壺帝藤壺中宮冷泉帝の母)や朱雀帝の藤壺女御(女三宮の母)とは別人)。今上帝の愛情も深かったが、裳着の式を前にして母女御が死去。母の実家もかつてのような威勢はなく、他に頼るべき後見人もいないため、娘の将来を案じた今上帝によっての許に降嫁する(「宿木」)。

しかし夫・薫はもっぱら宇治に囲った浮舟や、女二宮の異母姉にあたる明石の中宮腹の女一宮に懸想しており、正室である女二宮に対しては、帝の手前、表面的には大切に遇したが、それほど愛情は抱いていなかったようである。こういう所はかつての光源氏女三宮柏木落葉の宮のエピソードを思い出させる。

蜻蛉」帖では、思いを寄せる女一宮の姿を垣間見た薫が、自邸に帰った後、妻女二宮に女一宮と同じ薄衣を着せ、同じように氷を持たせてみたり、女一宮の文見たさに女二宮に姉宮との文通を促したりしている。


女二の宮(おんなにのみや)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 03:23 UTC 版)

きらきら馨る」の記事における「女二の宮(おんなにのみや)」の解説

葵の母で、右大臣正室とよく似た美人中務卿宮異母姉。祖父愛されていたいがために、を女として育てた

※この「女二の宮(おんなにのみや)」の解説は、「きらきら馨る」の解説の一部です。
「女二の宮(おんなにのみや)」を含む「きらきら馨る」の記事については、「きらきら馨る」の概要を参照ください。

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