大竹家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 07:38 UTC 版)
大竹 秀治〈38〉 演 - 佐々木蔵之介 輝明の兄であり真樹の夫。1994年に結婚。輝明は健常者と一緒の仕事をすべきではないと考えていた。本作における「一般的な差別的視線」をもつ人物。表面的は輝明に優しく接しているが、輝明が原因で小学生時代いじめに遭っていたり、輝明が問題を起こすたびに輝明の担任が彼に文句を言ったこともあり、心の中では輝明を邪魔者と思ってる。その事から輝明がロードレースに出場を夢見ていた事を知った時は猛反対し、「家族が助けてくれると思うな!」と突き放した。しかし、邪魔者としか思っていなかった輝明がそんな自分に対しても感謝の意を持っていることに触れ、考え方を改めるようになり輝明と和解した。そしてロードレースの当日には、輝明に後押しする形でレースに送り出した。 息子の幸太郎から輝明について聞かれた際に輝明の特性を教え、輝明と打ち解けさせるきっかけを与えた。 大竹 りな〈21〉 演 - 本仮屋ユイカ 輝明の妹。大学3年生。ファッションや恋愛に関心を持つなど典型的な女子大生。両親の愛情のほとんどを輝明に持って行かれてしまったことに対して複雑な感情を抱いている。将来やりたいことをまだ見つけられずにいる。今では兄の良き理解者であるが、物心が付いた頃に輝明からお金をもらったことがあったらしいが、話の内容から幸太郎と同様に輝明の金銭管理能力が欠けている事を利用して手に入れたものと思われる。その為か輝明が誰にお金をあげたかを言わずに家族が分からずにいた時には真っ先に幸太郎が犯人と見抜いていた。自宅に連れて来るほどの仲の恋人がいる。 大竹 真樹〈40〉 演 - 森口瑤子 秀治の妻で輝明の義姉。息子の幸太郎を、将来東京大学に入学させることだけはとても熱心だった。しかし幸太郎が塾の試験でプレッシャーからかカンニングしてしまった際に厳しく叱責してしまい、逆に幸太郎から反発されてしまった。幸太郎が幼児のときに通っていた絵画教室での作品の中に「大好きなお母さん」と書かれた絵を見つけ、そこで見失っていた何かに気づいたようである。 本作における「極度の差別的視線」を持つ人物のひとり。 結婚時に「姑の容体に何かあった際には輝明を施設に預ける」という約束をしているなど、輝明のことを邪魔者としか思っていなかったが、息子のことについて輝明が口にした純粋な言葉がきっかけで最終回時点では多少考えを改め、輝明に対し感謝の意を持っているようである。 大竹 幸太郎〈11〉 演 - 須賀健太 真樹と秀治の息子であり、輝明の甥。絵が好きで上手く、輝明の動物園の告知ポスターを三浦の換わりに描いた事もある。母に言われるがまま、東京大学に入るためだけに生きているような生活をしていた。しかし塾の試験でカンニングしてしまった事で母に咎められて、以降塾を無断欠席していた。このことから母が考えを改めたことから、幼児のときに通っていた絵画教室にも再び通い始めるなど、心にゆとりができてきたようである。以前、叔父の輝明が金銭管理能力が欠けているのをいい事に、簡単に5000円をせしめ、その金をゲームセンターで使っていた。しかし後にそれがばれたため、輝明に毎月300円ずつ返すことを約束した(返却を完済寸前には母からの激励の言葉をかけられている)。父から輝明の特性について教えて貰ったことなどからその後輝明に対し関心を持つようになり、現在では自分から輝明と一緒にゲームをすることもあるなど、すっかり打ち解けた様子であり、輝明の良き理解者である。 大竹 里江〈65〉 演 - 長山藍子 輝明の母。輝明を溺愛しており、健常者と一緒の仕事をして欲しいと考えている。 輝明はいつまでも都古に頼るべきではないと考えている。夫は2003年に亡くなった。 輝明がロードレース出場を決意した際に、猛反対した秀治から突き放された輝明を擁護した。 自分の生きているうちは実家で輝明の面倒を見ようと考えるも、堀田医師の提案や都古の説得、そして輝明自らの意思もあり、輝明のロードレース完走後に彼をグループホームへ住まわせている。 輝明がグループホームに住むようになってからは、彼の帰宅を楽しみに待っているようである。
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