う・る【売る】
読み方:うる
[動ラ五(四)]
1 代金と引き換えに品物や権利などを相手に渡す。「商品を—・る」「土地を—・る」⇔買う。
2 自分のことを世間に知られるようにする。また、有名になる。「顔を—・る」「名を—・る」「味で—・る店」
3 自分の利益のために、味方を裏切って敵の利益のために働く。「仲間を—・る」「国を—・る」
4 相手に行動させるよう仕掛ける。また、押しつける。「恩を—・る」
「ぬけ参りの者に御合力と、御伊勢様を—・りて」〈浮・永代蔵・二〉
[可能] うれる
[下接句] 油を売る・男を売る・恩を売る・顔を売る・国を売る・喧嘩(けんか)を売る・媚(こび)を売る・名を売る・情けを売る・身を売る・羊頭(ようとう)を掲げて狗肉(くにく)を売る
売買
(売る から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 16:02 UTC 版)
売買(ばいばい)とは、当事者の一方(売主)が目的物の財産権を相手方(買主)に移転し、相手方(買主)がこれに対してその代金を支払うことを内容とする契約。
- ^ 川井健著 『民法概論4 債権各論 補訂版』 有斐閣、2010年12月、109頁
- ^ 柚木馨・高木多喜男編著 『新版 注釈民法〈14〉債権5』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1993年3月、2頁
- ^ a b 内田貴著 『民法Ⅱ 第3版 債権各論』 東京大学出版会、2011年2月、111頁
- ^ 我妻栄・有泉亨・川井健著 『民法2 債権法 第2版』 勁草書房、2005年4月、268頁
- ^ 我妻栄・有泉亨・川井健著 『民法2 債権法 第2版』 勁草書房、2005年4月、273頁
- ^ 近江幸治著 『民法講義Ⅴ 契約法 第3版』 成文堂、2006年10月、121頁・163頁
- ^ 近江幸治著 『民法講義Ⅴ 契約法 第3版』 成文堂、2006年10月、163頁
- ^ a b c 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、250頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ a b 川井健著 『民法概論4 債権各論 補訂版』 有斐閣、2010年12月、124頁
- ^ 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、250-251頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ a b 牧野和夫、河村寛治、飯田浩司『国際取引法と契約実務 第2版』中央経済社、197頁。
- ^ a b c d 内田貴著 『民法Ⅱ 第3版 債権各論』 東京大学出版会、2011年2月、122頁
- ^ a b 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、284頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ 川井健著 『民法概論4 債権各論 補訂版』 有斐閣、2010年12月、126頁
- ^ 川井健著 『民法概論4 債権各論 補訂版』 有斐閣、2010年12月、124-125頁
- ^ 柚木馨・高木多喜男編著 『新版 注釈民法〈14〉債権5』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1993年3月、149頁
- ^ 柚木馨・高木多喜男編著 『新版 注釈民法〈14〉債権5』 有斐閣〈有斐閣コンメンタール〉、1993年3月、44頁
- ^ 川井健著 『民法概論4 債権各論 補訂版』 有斐閣、2010年12月、122-123頁
- ^ 我妻栄・有泉亨・川井健著 『民法2 債権法 第2版』 勁草書房、2005年4月、279頁
- ^ 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、262-263頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ a b c d e f 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、263頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、262頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ a b 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、282頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ 我妻栄・有泉亨・川井健著 『民法2 債権法 第2版』 勁草書房、2005年4月、292頁
- ^ 我妻栄・有泉亨・川井健著 『民法2 債権法 第2版』 勁草書房、2005年4月、85頁
- ^ 川井健著 『民法概論4 債権各論 補訂版』 有斐閣、2010年12月、138頁
- ^ 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、259頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ 我妻栄・有泉亨・川井健著 『民法2 債権法 第2版』 勁草書房、2005年4月、278-279頁
- ^ 松尾弘『民法の体系 第6版』慶應義塾大学出版会、259-260頁。ISBN 978-4766422771。
- ^ 最判昭43年8月20日民集22・8・1692
- ^ a b 澤田壽夫、柏木昇、杉浦保友、高杉直、森下哲朗、増田史子『マテリアルズ国際取引法 第3版』有斐閣、51頁。ISBN 978-4641046696。
「売る」の例文・使い方・用例・文例
- 物をオークションで売る
- 本を売るのが私の仕事です
- 安く買って高く売る
- 彼は売る物から2割の歩合を取った
- そんな値段で花を売るとはけしからん
- あなたは友達を警察に売るつもりなの
- たばこを売る許可を得る
- 損をして車を売る
- リンゴを1ドル当たりいくつという単位で売る
- 彼らは広大な土地を売ることでかなりのお金を手にした
- 彼は自分の絵を売るために町へ行った
- CDを5ドルで売る
- 私は彼女に家を売ることにした
- 彼の上司はもっと商品を売るように彼にどんどんプレッシャーをかけ続けた
- たくさんのチケットを売るにしても売らないにしても,私たちは演技をしなければならない
- チケットを売るのは君の仕事だ
- 彼が電話だけで10万円の商品を売る
- 彼がオークションで物を売る
- 彼が私達にケンカを売る
- アニメグッズや電化製品を売る店がたくさんあります。新宿駅から電車で15分ぐらいです。
品詞の分類
「売る」に関係したコラム
-
株365の日経225証拠金取引と信用残とはどのような関係にあるでしょうか。そもそも信用残とは何でしょうか。信用残とは、信用取引における売り残と買い残の総称です。売り残は、信用取引における売り方の取引残...
-
FX(外国為替証拠金取引)のIFOとは、IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。IF OCOともいいます。IFOでは、ある価格に達したら売り、あるいは買いの注文を執行して、その後に指定した2つの価格...
-
株式の信用好取組株とは、信用の売り残の増加している銘柄のことです。信用の売り残が増加するということは、近い将来に買戻しされるため、売り残が多いほど買戻しも多くなり、株価が上昇するといわれています。しか...
-
FX(外国為替証拠金取引)のドテンとは、現在のポジションを決済して同時に逆のポジションを保有することです。ドテンは、漢字では「途転」と書きます。ドテンは、例えば売りポジションを決済して同時に買いポジシ...
-
FX(外国為替証拠金取引)の指値、逆指値とは、為替レートを指定して注文することです。指値は英語でlimit、指値注文はlimit orderといいます。また、逆指値は英語ではstop、逆指値注文はst...
-
FX(外国為替証拠金取引)のQQEとは、通貨ペアの売られすぎ、買われすぎを調べるためのテクニカル指標です。QQEは、正式名をQuantitative Qualitative Estimationといい...
- >> 「売る」を含む用語の索引
- 売るのページへのリンク