図画署(トファソ)の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:27 UTC 版)
「イ・サン」の記事における「図画署(トファソ)の人々」の解説
パク・ヨンムン(朴英文):シン・グク-(村田則男→坂口進也) 図画署の署長である別提(従六品相当)。思慮深く、才能あるソンヨンを温かく見守る。ウムダムの顔を知る唯一人の人物。 クグ・デホ(鞠太護):カン・サング 図画署の副署長。最初はソンヨンに辛く当たるが、後半には理解を見せる。派閥争いのある宮廷において、どちら側か最後まで不明。 図画署専用の服を着ず、なぜか文官用の服を着ている事が多い。 イ・チョン(李天):チ・サンリョル-(ふくまつ進紗) 図画署の司勇(サヨン 正九品相当)→画史(ファサ 従八品相当)に昇格。ソンヨンが図画署に入れるように口利きをした人物である。画事を務める傍ら春画を描いて内職をし、図画署の仕事をソンヨンに手伝わせることが多々ある。口が軽く小心者・恐妻家で権力に弱いが、それなりの正義感を併せ持っており、陽気な笑顔と場を和ます力量で影に日向にテスやソンヨンを助ける。後にかつての図画署の画員だったウムダムと出会い、彼の修行を受ける事となる。ホン・グギョン失脚後は彼に掌を返した様に罵倒した。最終回では、図画署を辞め、庶民に絵を教えている。 タク・チス(卓智洙):ユ・ミニョク-(内田岳志) 図画署の司勇(サヨン 正九品相当)→画史(ファサ 従八品相当)に昇格。英祖王の御真画師に選ばれ、正祖王の即位式には図画署の責任者を務めた事もある。最初はソンヨンに敵対的で自分の倫理に従って処罰まで課そうとするほどだったが(事の次第を知って駆け付けたヨンムンに厳しく叱責される)、彼女に窮地を救われてからは彼女に協力的になり、次第に好意まで抱き始める。チョンからライバル視されている。彼が起こしたトラブルからウムダムと出会い、彼と共にウムダムの絵の修行を受ける事になる。チョンと同じ恐妻家で、ウムダムが授業料を持ち逃げした時は妻に「授業料が無駄になった」と怪我をさせられた。最終回では、図画署の署長になる。 ヤン・チョビ(ヤン尚宮):イ・イプセ-(片岡身江) ソンヨンの先輩で図画署の茶母。ソンヨンをあからさまに嫌い、彼女を追い落とすために罠にかけてせせら笑う悪辣な女で、ソンヨンは幾度もサンとの再会を逃すという苦汁を舐めさせられた。茶母の仕事で行った武科試験でテスに一目惚れし、テスがソンヨンと同居していることを知り、ソンヨンに対して急に優しくなる。疫病にかかるなどの困難にあった上に、元嬪に徹底的に振り回され、ソンヨンがサンの側室になってからは彼女付きのスバル尚宮として宮中に入る事になってしまい、テスへの想いは結局叶わなかった(但し、当のテスはチョビに毛ほどの興味も示さなかった)。もっとも無階の茶母から正五品の尚宮は大出世であり、孝懿王妃が後宮に入ったソンヨンが寂しくないようにと配慮して図画署から女官になる者を探しているということを聞きつけ、キム尚宮の目にとまるようにわざと女官専用門のそばでソンヨンを心配して泣くふりをしていたのはチョビ自身であった。テスとの関係はどうなったのかは不明。図画署の茶母だった頃はソンヨンに辛く当たっていたが、彼女の死には涙を流した。親族が多いらしく、内人(ナイン。女官)として仕えている妹・ウングムが居る。ソンヨンの死後は、図画署へは戻らず、尚宮として孝懿王妃の元に身を寄せた。初対面なのにキム・ジョングムのことを知っているといい、「前世では二人とも宮廷の水刺間で働いていた(宮廷女官チャングムの誓いのミン・グィヨルとユン・ヨンノ)」らしい。 ファン・ミス:イ・スンア-(藤村知可) 図画署の茶母。ソンヨンの友人でチョビ等、先輩からイジメを受けるソンヨンをかばう場面が多々ある。 シビ(市非):キム・ユジン(岬凛) 図画署の茶母。当初はソンヨンを目の敵にしていた。 セモ:ハン・ジウォン(澤山佳小里) 図画署の茶母。当初はソンヨンを目の敵にしていた。 メジョン(梅種):オ・セジョン 図画署の茶母。当初はソンヨンを目の敵にしていた。
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