四国八十八ヵ所III
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「水曜どうでしょうの企画 (日本国内)」の記事における「四国八十八ヵ所III」の解説
2002年3月27日 - 4月24日放送、全5夜。 DVD第26弾『四国八十八ヵ所III/日本全国絵ハガキの旅2』に収録。 88番・大窪寺から回る『逆打ち』で巡礼を行い、大泉に加え、「試験に出る日本史」で不合格となった鈴井・安田も参加。使用されたレンタカーは「対決列島」同様、トヨタ・エスティマ(2代目)。 しかし、鈴井はラジオの生放送(『GO・I・S』)、安田はHTBの情報番組『情報ワイド 夕方Don!Don!』の1コーナー「サビカラ選手権」に出演するため、松山の宿で離脱し帰札。結果的に当時は『どうでしょう』の撮影以外にほとんどスケジュールが無く、出演者の中で「最もヒマ」な大泉のみが巡礼を続けることに。ただし、第2夜では当時大泉が不定期で出演していた『パパパパパフィー』(テレビ朝日)ではなく『どうでしょう』にスケジュールを割いたことに触れ、「PUFFYを蹴らないで!ちょっと考えたら分かるでしょ!」と怒りを露にした場面もある。 その直後に訪れた50番・繁多寺から、TEAM NACSのリーダー・森崎博之が旅に参加した。理由としては「森崎が晴れ男である」ことも一因である。森崎本人は「食事を摂れば雨が止み晴天になる」と自称し、本編中では44番・大宝寺の巡拝から43番・明石寺に向かう途中、森崎が空腹から食事を要求したために昼食を済ませたが、実際に森崎の食事後は悪天候から晴天へと見事に変わっている。 冬季通行止めの60番・横峰寺、ロープウェイに乗れなかった21番・太龍寺を除きほぼ巡拝。また、66番・雲辺寺は前2回ともロープウェイの時間が合わなかったために巡拝していなかったが、今回の旅で初めて訪れている。 72番から71番への道中、藤村Dは「1度買ってみたかった」と香川県三豊市三野町の名物『鳥坂まんじゅう』を買って車内に戻ってきた。はじめ普通に食べ進めていたが、突然鈴井が食べるペースを上げ始めたことが魔神の火をつけ、例の如くまんじゅうを凄まじい速さで“飲み”始めた。 50番・繁多寺では遠くの本堂にいる森崎を呼ぶために嬉野が「大きい声で言え」と助言し、大泉がその通りに行うと、走りこむように森崎が登場。大泉の「素のリアクション」が見られる。 38番・金剛福寺は「うどん屋に行きたい」一行が金剛福寺へ行くのを断念し、前々回の「八十八ヵ所完全巡拝」で訪れた際の映像に森崎の映像を合成させ、うどん屋へ行くのを優先したが、定休日であったために食べることが出来なかった。 12番・焼山寺についても、D陣は同寺院に行くまでの道が非常に狭く険しい山道である上に、時間帯が夜中だったことから「危険である」と判断した上で巡礼の取りやめを提案したが、大泉の意向によりこの案は却下された。しかし、焼山寺の巡礼終了突如に森崎と大泉の肩や車内などに異常が見られたシーンもわずかながらあった。 上記の一件で一同は「寺一つ回らないと、うどんも食べられやしない」と不満を漏らし、21番・太龍寺の巡拝を避けたに一件については、森崎による「うどん屋に寄ったからロープウェイに乗れなかった」という発言に対して大泉や藤村Dが半ば肯定したことが明確に語られていたが、4日目深夜に上記の寺を除いた全ての巡礼を終了、残った5日目を用いて香川のうどん屋巡りを敢行した。 なお、この旅で大泉が藤村Dのキューを無視して気合を叫ぶ動作(番組内では呼び方が統一されていない)が初登場しており この「キュー無視、気合」は好評だったのか、その後も行われることになる。12番・焼山寺に向かう途中の運転で少しでも恐怖を和らげたい藤村Dの希望で大泉による勇気付けのマイケル・ジャクソンの「鼻唄」(実質的にはモノマネ)も披露されている。
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