南2・特南2号系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 03:11 UTC 版)
「京都市営バス横大路営業所」の記事における「南2・特南2号系統」の解説
経路 南2号:竹田駅西口 - 竹田内畑町 - パルスプラザ前 - 久我 - 菱川 - 免許試験場前 - 馬場 - JR長岡京東口 特南2号:竹田駅西口 - 竹田内畑町 - パルスプラザ前 - 久我 - 菱川 - 馬場 - JR長岡京東口 概要 南2号系統は、竹田駅と伏見区下鳥羽・久我・羽束師地区と長岡京駅を結ぶ路線である。長岡京市に乗り入れており、京都市営バスの中では、京都市外にて鉄道と接続する唯一の路線である。操車は竹田操車場で行なっている。京都市外を走る路線としては、他に69号・70号・西4号・特西4号系統がある。 もともとは旧20、旧23号系統の経路を承継し、地下鉄竹田駅から伏見区久我・羽束師・淀・納所・下鳥羽地区を大きく巡回する系統であったが、当初は伏見区中心部を経由しなかったので、府道横大路 - 中書島 - 西大手筋 - 国道大手筋が追加され、伏見区の中心部から西の地域を大きく巡回する経路になる。 路線の性格上(久我地区の狭隘区間、府道の渋滞等)定時運行が難しい路線だったが、経路の肥大化で更に顕著になったため、現20系統と分割の上、竹田駅西口 - 免許試験場間に営業区間を短縮(前の特南2号の運行区間そのままである)。後に久我・羽束師地区からJR長岡京駅への運行希望に応じる形で特南2号系統を運転したものが好評であったため、何度かダイヤ改正で増便された後、終日JR長岡京駅に乗り入れをする運行形態にするため、南2号の免許試験場 - JR長岡京東口間が延長され現在の経路となる。 なお、特南2号は運行当初から免許試験場へは乗り入れていなかったため、現在も経由しない。 沿革(臨3・旧20・21甲・22乙・23号系統を含む) 1949年10月:四条大宮 - 淀に臨時系統を新設し、競馬開催時に運行する。 1952年1月:四条大宮 - 淀の臨時系統を臨3号系統に設定する。 1960年4月:淀 - 競馬場前(2号入場門)を延長する。 1963年9月:四条大宮 - (大宮五条)を、四条大宮( → (大宮松原) → / ←(四条堀川) ← (堀川五条) ← )(大宮五条)に変更する。 1964年10月:20号系統を新設する。新設時の経路は、四条車庫前(現:四条御前通) - 四条堀川 - 堀川五条 - 五条西洞院 - 三哲(現:下京区総合庁舎前) - 京都駅前 - 三哲 - 七条堀川 - 七条大宮(現:七条大宮・京都水族館前) - 東寺南門前 - 城南宮 - 国道大手筋 - 淀である。 1965年11月:四条車庫前 - 四条堀川を、四条烏丸市バスセンター - 四条堀川に変更する。 1966年12月:21甲号系統を新設する。新設時の経路は、中書島 - 市電大手筋(現:西大手筋) - 国道大手筋 - 国道下鳥羽 - 樋爪口 - 淀である。 1972年11月:臨3号系統を廃止する。 1973年1月:20号系統の四条烏丸市バスセンター - 京都駅前間を廃止する。21甲号系統は22乙号系統に系統番号を変更する。 12月:22乙号系統は中書島駅前乗り入れを開始(ターンテーブル使用)する。 1974年11月:20号系統の起終点を変更する。 1979年5月:22乙号系統は横大路車庫前 - 中書島間を延長する。 1986年3月:特20号系統を新設する。新設時の経路は、淀 - 納所町 - 府道横大路 - 横大路車庫前である。 1988年6月20号系統の納所町 - 下鳥羽城ノ越町間、23号系統の樋爪口 - 宮前橋西詰間を統合し、竹田駅西口まで延長し、南2号系統に番号変更する。新設時の経路は、竹田駅西口 - パルスプラザ前 - 国道赤池 - 久我 - 免許試験場前 - 宮前橋西詰 - 府道横大路 - 国道横大路 - 下鳥羽城ノ越町 - 油小路丹波橋(現:油小路丹波橋・アクト京都前) - パルスプラザ前 - 竹田駅西口である。 特南2号系統を新設する。新設時の経路は、竹田駅西口 - パルスプラザ前 - 国道赤池 - 久我 - 免許試験場前である。 臨南2号系統を新設する。新設時の経路は、竹田駅西口 - (南2号) - 宮前橋西詰 - 淀 - 納所町 - (南2号) - 竹田駅西口である。 特20号系統を廃止する。 1989年7月:南2・臨南2号系統の府道横大路 - 国道横大路 - 油小路丹波橋を、府道横大路 - 横大路車庫前 - 中書島 - 西大手筋 - 油小路丹波橋に変更する。 1997年10月:南2号系統の免許試験場前 - 宮前橋西詰 - 中書島 - 竹田駅西口間を廃止する。特南2号系統を南2号系統に統合し、廃止する。臨南2号系統を廃止する。 1999年4月までに、臨南2号系統を新設する。新設時の経路は、竹田駅西口 - 竹田内畑町 - パルスプラザ前である。 2001年3月:特南2号系統を新設する。新設時の経路は、竹田駅西口 - パルスプラザ前 - 国道赤池 - 久我 - 樋爪口 - 馬場 - JR長岡京東口である。 2004年3月:臨南2号系統の経路を以下のように変更する。朝便は、パルスプラザ前 - 国道赤池( → 城南宮 → / ← 赤池 ← )城南宮道間を延長する。 夕便は、竹田内畑町 - パルスプラザ前間を 竹田内畑町( → 城南宮 → / ← パルスプラザ前 ← 赤池 ← )城南宮道に変更する。 2005年3月:臨南2号系統を廃止する。 2006年3月:南2号系統は免許試験場前 - JR長岡京東口間を延長する。 停留所およびダイヤ 南2号系統、特南2号系統合わせて、昼間は20 - 60分間隔で運転している。 運賃 京都市内である竹田駅西口 - 免許試験場間は均一運賃と同じ230円であり、バス一日券および全線定期券も使用できる。ただし、一部区間に210円の区間が存在する。詳しくは「伏見区内における均一区間と均一区間外の境界」を参照。
※この「南2・特南2号系統」の解説は、「京都市営バス横大路営業所」の解説の一部です。
「南2・特南2号系統」を含む「京都市営バス横大路営業所」の記事については、「京都市営バス横大路営業所」の概要を参照ください。
- 南2・特南2号系統のページへのリンク