全線定期券
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運賃や区間に関わらず一定の定期旅客運賃のみで全線が自由に使用できる定期券である。 地下鉄では福岡市交通局(ちかパス)など一部社局が発行している。通常の鉄道定期券は記名人のみ使用可能だが、全線定期券については、東京メトロ(磁気定期券に限る)・都営地下鉄・大阪市高速電気軌道大阪地下鉄・大阪シティバス・(ニュートラムを含む)共通全線定期券など、持参人式を採用している事業者もある。 バスでは東急バスや横浜市営バスなど一部社局が発行している。 西鉄バスなどの一部では、特定の区域を一定期間自由に乗降できる定期乗車券を発売している。 京阪バスでは、大阪府下および京都府八幡市の路線が、一部の例外を除き、乗降できる定期乗車券「ワイド定期券」を270円区間定期券相当の発売額で発行している。これらも全線定期券と類似している部分もある。 遠州鉄道ではバス・電車全線を利用できる(通勤・通学・シルバー)ワイドフリー定期券を販売している。このうち通勤ワイドフリー定期券は持参人式を採用している(後述)。 対馬交通では1ヶ月5230円で全線定期が販売されている。 前述の均一区間定期券を発売している事業者であっても、一定額以上の区間であれば全線定期券として発売することもある。これは、対象となる会社の路線で導入しているの最大運賃の区間を購入すれば必然的に全線で利用可能になるが、一部事業者では最大運賃よりも低い金額を設定し、その金額区間の定期券を全線定期券として発売していることがある。西武バスでは230円区間定期券は全線定期券として発売しており、240円以上の区間を乗車しても差額の精算は行わない(同社の最大片道運賃は680円)。
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全線定期券
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「関東自動車 (栃木県)」の記事における「全線定期券」の解説
2018年10月1日より栃木県内を運行する関東自動車(同日統合した旧:東野交通含む)、JRバス(宇都宮・西那須野管轄内)一般路線バスにて利用できるシニア向け全線フリー定期券「おでさぽ70」が発売・利用開始された。バスカードと異なり、一般路線ではない「リーバス」線での使用は不可である。
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