北部パトリアユニオン
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「かつて神だった獣たちへ」の記事における「北部パトリアユニオン」の解説
ライザ・ルネキャッスル 声 - 日笠陽子 パトリアユニオン軍情報局戦後処理部所属の少尉。本編開始の2年前からハンクをサポートする任を与えられ、単独行動の多いハンクを何かと気にかける姉御肌な性格。シャールやクロードと面識をもってからは、無茶をしがちな彼らの面倒も見るようになる。ハンクの退役後は危険を承知の上で、情報局にも残されていない擬神兵の秘密に迫る。 クロード・ウィザース 声 - 石川界人 パトリアユニオン軍の若き少佐で、クーデグラースの隊長。レイチャードと開拓時代から続く名門ローズ家出身の後妻の間に産まれた子で、ケインの異母弟にあたる。その生い立ちから、人々を脅かす獣と化した擬神兵の討伐に人一倍の使命感をもち、特に国を捨てた兄に対しては並々ならぬ感情を抱いている。しかし新パトリアとの戦いを経験するうちに綺麗事だけでは済まない戦争の現実に直面し、ケインの後手に回り続ける現状に苦悩する。 ジェラルド・コラーニ 声 - 土師孝也 クーデグラースの副長を務める軍曹。実戦経験豊富な老兵で、若いクロードを陰ひなたに補佐する。ガルムの戦いでは風邪で動けないクロードに代わってクーデグラースを指揮し、自らを囮にする捨て身の戦術でガルムを追い詰める。 マーティン・ウォール 声 - 中博史 北部最前線で、ボルドクリーク要塞攻略を担当する大佐。内戦時に武勲を立てた英雄だが、決して善人とは言えない強かな人物。ハンクの正体に気づくなど感も鋭い。アルファルドを使用し、味方諸共ケンタウロスの無力化に成功するが、直後に乗り込んできたケインによってアルファルドを奪われた上で殺害される。 レイチャード・ウィザース 声 - 沢木郁也 パトリアユニオンの大統領。現在の地位に上り詰めるため、ケインの母である前妻を南部からの攻撃が予測されていた地域へと慰問に向かわせ謀殺し、クロードの母と政略結婚した。後にその事実を知ったケインがウィザース家から離反、さらに新パトリアを建国する一因となる。大統領就任後も国家戦略と自らの政治利益を第一義とし、国民や国土を犠牲にすることを厭わないことからクロードにも反感を抱かれる。 牧師(ぼくし) 誠教会ヴェリテ派の牧師。教会出身者からは先生と呼ばれ、一介の聖職者ながら将軍やレイチャードとつながりをもつ。ヴェリテ派の教義を証明し、真理へ到達することを至上命題としており、エレインに神の化石から聞こえる「神の声」を解明させ、擬神兵を誕生させる形で一つの成果を得る。
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