北条民雄とは? わかりやすく解説

ほうじょう‐たみお〔ホウデウたみを〕【北条民雄】

読み方:ほうじょうたみお

[1914〜1937]小説家ソウル生まれハンセン病患者として入院した最初の夜の経験をもとにした小説いのちの初夜」で知られる


北条民雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 04:23 UTC 版)

北条 民雄(ほうじょう たみお、旧字体:北條 民雄[1]1914年[2]大正3年)9月22日 - 1937年[3]昭和12年)12月5日[4])は、徳島県出身の小説家ハンセン病となり隔離生活を余儀なくされながら、自身の体験に基づく作品「いのちの初夜」などを遺した。本名:七條 晃司(しちじょう てるじ)。


  1. ^ a b c d e ハンセン病作家の本名を公表 遺族「存在取り戻すよう」”. 朝日新聞社 (2014年8月9日). 2014年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月9日閲覧。
  2. ^ a b 2人の心理学者の関係に迫る「後悔の経済学 世界を変えた苦い友情」など稲泉連が薦める新刊文庫3冊|好書好日”. 朝日新聞社. 2022年4月2日閲覧。
  3. ^ a b c いのち込めた北條民雄作品、後世へ 遺族も誇り”. 朝日新聞社. 2021年12月30日閲覧。
  4. ^ a b c 岩浅嘉仁. “平成26年5月 北条民雄 生誕100年”. 阿南市. 2019年6月14日閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ a b c d e f g h i 北條 1988, pp. 255–257.
  6. ^ a b ハンセン病作家、北條民雄の本名を公表 地元・徳島の冊子、生誕100年「業績を後世に」”. 産経WEST (2014年9月13日). 2015年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月4日閲覧。
  7. ^ 「いのちの初夜」半世紀ぶり復刊へ 徳島出身・北條民雄”. 朝日新聞社. 2021年12月30日閲覧。
  8. ^ 広報編集長の小窓 8月(2)”. 阿南市. 2021年12月30日閲覧。
  9. ^ 広報編集長の小窓 3月(1) | 阿南市出身のハンセン病作家の功績を顕彰 北條民雄の「文学特別展」が始まる (3月1日)”. 阿南市. 2021年12月30日閲覧。
  10. ^ 広報編集室の小窓 12月”. 阿南市. 2021年12月30日閲覧。


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北条民雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 17:12 UTC 版)

ハンセン病に関連した人物」の記事における「北条民雄」の解説

北条民雄(1914-1937年)は、働く傍ら各種学校通い苦労したハンセン病患者文学者同人誌なども手がけた。昭和9年21歳全生病院入院絶望、不安、孤独の中で文学世界で活路見出す川端康成手紙送り真価認められた。「間木老人」、「いのちの初夜」、「らい院受胎」など小説、随筆発表文壇確固たる地位占めた。「いのちの初夜」は第2回文学界賞をうけた。24歳腸結核永眠

※この「北条民雄」の解説は、「ハンセン病に関連した人物」の解説の一部です。
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