北地区として
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「クリーブランド・ブラウンズ」の記事における「北地区として」の解説
2002年シーズンには地区編成替えがあり、AFC北地区4チームの一員となった。 2002年10月23日、アル・ラーナーオーナーが死去、息子のランディ・ラーナーがオーナーとなった。チームは9勝7敗でワイルドカードとなり、1994年以来となるプレーオフに出場を果たした。スティーラーズとの試合は残り5分の時点で33-21とリードしていたが33-36で敗れた。 2003年、2004年は共に負け越しに終わった。2004年に3勝8敗となったところでデービスヘッドコーチは辞任し、オフェンスコーディネーターのテリー・ロビスキーが暫定ヘッドコーチとなった。 2004年のドラフト4巡目でQBルーク・マカウンを指名した。 2005年、ニューイングランド・ペイトリオッツのディフェンスコーディネーターでクリス・パーマーの下でアシスタントコーチを務めていたロメオ・クレネルが新ヘッドコーチに就任した。2005年、チームは地区最下位に終わった。2005年シーズン最終戦には球団社長のジョン・コリンズがGMのフィル・サベージを解任することを決めたと報道されたが、翌年1月3日にチームを去ったのは社長のコリンズであった。この時ラーナーオーナーがCEOも兼任することになった。 2006年は6勝10敗でシーズンを終えた。 2007年、チームは生まれ変わった。開幕戦でスティーラーズを34-7で破ると先発QBだったチャーリー・フライをシアトル・シーホークスにトレード、デレック・アンダーソンがエースQBとなった。アンダーソンはシンシナティ・ベンガルズ戦ではチームタイ記録となる5本のTDパスを決めてチームは51-45で勝利した。チームは1994年以来最高となる10勝6敗の成績をあげたが タイブレークの末、プレーオフをわずかのところで逃した。アンダーソンを含む6人がプロボウルに選出され、クレネルヘッドコーチとも2年の契約延長がなされた。 2008年、チームは地区優勝するものと期待された。第42回スーパーボウルチャンピオンのニューヨーク・ジャイアンツを破ったが主力選手に怪我人が続出し4勝12敗に終わった。QBはデレック・アンダーソン、ブレイディ・クイン(前年のドラフト1巡目に指名)、ケン・ドーシーの3人が負傷欠場し、シーズン半ばに契約したブルース・ブラドコウスキが4人目の先発QBとして出場する有様であった。第11週にはKフィル・ドーソンが56ヤードのFGを決めてバッファロー・ビルズを破ったが、チームは最後に6連敗し、最後の2試合は完封負けを喫した。またオフェンスのあげたは24Q連続でTDをあげることができなかった。シーズン終了と共にサベージGMとクレネルヘッドコーチは解任され2009年1月、ジョージ・コキニスがGMに、ニューヨーク・ジェッツのヘッドコーチだったエリック・マンジーニが新ヘッドコーチに迎えられ4年契約を結んだ。 2009年12月20日のカンザスシティ・チーフス戦でジェローム・ハリソンがジム・ブラウンのチーム記録を更新する286ヤードを走り、またジョシュ・クリッブスがキックオフリターンで2タッチダウンをあげ通算では8キックオフリターンのNFL新記録を作った。11月2日にジョージ・コキニスGMを解任、12月にマイク・ホルムグレンが球団社長に就任した。 2010年、シーズンオフにチームはデレック・アンダーソン、ブレイディ・クインのQB2人を放出、ジェイク・デローム、セネカ・ウォレスを獲得、コルト・マッコイをドラフト3巡目で指名した。この年クインとのトレードでデンバー・ブロンコスから獲得したRBペイトン・ヒリスが大活躍、彼はシーズンオフにマッデンNFLのカバー選手に選ばれた。第7週のニューオーリンズ・セインツ戦ではデビッド・ボーウェンズの2インターセプトリターンTDなど、ドリュー・ブリーズから4インターセプトを奪い、30-17で勝利した。センターのアレックス・マックがプロボウルでマックはラテラスパスを受けてタッチダウンをあげている。2シーズン続けて5勝11敗に終わり、マンジーニヘッドコーチは解雇され、セントルイス・ラムズのオフェンスコーディネーターであったパット・シューマーが就任している。 2011年、10月23日のシアトル・シーホークス戦ではフィル・ドーソンが50ヤード以上のFGを2本成功させ、6-3で勝利した。前年活躍したヒリスは不振を極めた。コルト・マッコイもピッツバーグ・スティーラーズ戦でジェームズ・ハリソンからのヒットで脳震盪を起こし、シーズン終盤には欠場した。チームは最後に6連敗するなど、4勝12敗でシーズンを終えた。
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