チャーリー・フライとは? わかりやすく解説

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チャーリー・フライ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/02 09:25 UTC 版)

チャーリー・フライ
Charlie Frye
チャーリー・フライ
フロリダ・アトランティック大学
オフェンシブコーディネーター
ポジション クォーターバック
生年月日 (1981-08-28) 1981年8月28日(43歳)
出身地 アメリカ合衆国
オハイオ州ノーウォーク
身長: 6' 4" =約193cm
体重: 220 lb =約99.8kg
経歴
大学 アクロン大学
NFLドラフト 2005年 / 3巡目全体67位
初出場年 2005年
初出場チーム クリーブランド・ブラウンズ
所属歴
選手歴
2005-2007 クリーブランド・ブラウンズ
2007-2008 シアトル・シーホークス
2009-2010 オークランド・レイダース
コーチ歴
2012-2013 ジョーンズ高校
2014-2015 ワキバ高校
2018 アッシュランド大学
2019-2020 中央ミシガン大学
2021 マイアミ・ドルフィンズ
2022 ペンシルベニア州立大学
2023- フロリダ・アトランティック大学
NFL 通算成績
(2009年終了時点)
通算TD/INT 17回/29回
パス獲得ヤード 4,154ヤード
QBレイティング 69.7
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

チャーリー・フライ(Charlie Frye 1981年8月28日- )はオハイオ州ノーウォーク出身の元アメリカンフットボール選手。ポジションはクォーターバック

経歴

プロ入りまで

高校時代はアメリカンフットボールとバスケットボールで活躍した。アクロン大学では大学記録を54個塗り替えた。1年目をレッドシャツで過ごした後、すぐに先発の座を手に入れた。大学4年次にはアラバマ州モービルで行われたシニアボウルに出場し、MVPに選ばれた。

クリーブランド・ブラウンズ

2005年のNFLドラフト3巡でクリーブランド・ブラウンズに指名されて入団した。その年の第13週、ジャクソンビル・ジャガーズ戦でデビューし、226ヤードを投げて同じ新人WRのブレイロン・エドワーズへのタッチダウンパスを2個決めた。この試合でブラウンズの先発QB記録となるQBレイティング136.7を記録した。この年最後の5試合の先発QBを任された彼は2勝3敗でシーズンを終えた。

2006年はデレック・アンダーソンと争った末、開幕戦から先発QBとなり13試合に先発し、約2500ヤードを投げた[1]

2007年シーズンもアンダーソン、新人のブレイディ・クインとの争いに勝ち[2]、開幕戦のピッツバーグ・スティーラーズ戦で先発したが前半途中まででパス10本中4本成功、34ヤード獲得にとどまり、デレック・アンダーソンと交代させられた[3]。この年の残りゲーム全てで先発したアンダーソンはプロボウルに選ばれる活躍を見せた。

シアトル・シーホークス

2007年9月11日、ドラフト6巡指名権と引き替えにシアトル・シーホークスにトレードされた[4]。シーホークスではマット・ハッセルベック、セネカ・ウォレスに次ぐ第3QBとなった[5]。シーホークスでは2008年のグリーンベイ・パッカーズ戦で初出場した。

オークランド・レイダース

シーズン終了後、無制限フリーエージェントとなった彼は2009年6月8日、オークランド・レイダースと契約した[1]。12月16日、故障したブルース・グラドコウスキーの代わりに、開幕時のエースQBジャマーカス・ラッセルを差し置いて、トム・ケイブルヘッドコーチによって先発QBに指名された[6]。12月20日のデンバー・ブロンコス戦で先発したが、第4Q始めに脳震盪を起こし退場、ラッセルがリリーフ、試合に勝利した[7][8]。翌週のクリーブランド・ブラウンズ戦では先発したものの3インターセプトを喫した[9]。また翌週のボルチモア・レイブンズ戦では試合前半に1タッチダウン、インターセプト0をあげたが、首の負傷で後半はベンチに下がった[10][11]。この年彼は581ヤードを投げて1タッチダウン、4インターセプト、QBレイティング65.3の成績を残した。

2010年3月15日、1年間122万6000ドルで再契約を結んだが[12]、プレシーズンゲームでシーズン絶望の負傷をして[13]、8月19日故障者リスト入りした。

コーチ歴

2012年よりフロリダ州にある高校のフットボール部のコーチに就いた。 2021年よりマイアミ・ドルフィンズのクォーターバックコーチに就任した[14]

脚注

  1. ^ a b Raiders Sign Former Seahawks QB Charlie Frye”. mkrob.com (2009年6月9日). 2011年9月14日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ ブラウンズ先発QBにフライ 新人クインは控えを務める”. TSPスポーツ (2007年9月3日). 2011年9月14日閲覧。
  3. ^ Roethlisberger tosses career-high four TDs in rout of Browns”. ESPN (2007年9月9日). 2011年9月14日閲覧。
  4. ^ Browns deal quarterback Frye to Seahawks for draft pick”. ESPN (2007年9月11日). 2011年9月14日閲覧。
  5. ^ 鈴木栄一 (2008年8月21日). “QBハッセルベック、プレシーズン2試合連続欠場か”. NFL JAPAN. 2011年9月14日閲覧。
  6. ^ レイダースが先発QBに3番手フライ抜てき、ラッセル復権ならず”. NFL JAPAN (2009年12月17日). 2011年9月14日閲覧。
  7. ^ 【第15週】レイダーズ、第4Q終盤にTDを決め20-19とブロンコスに逆転勝ち”. raiders.com (2009年12月21日). 2012年8月8日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ 【第16週プレビュー】ブラウンズ勢のビッグプレイに要注目”. NFL JAPAN (2009年12月26日). 2011年9月14日閲覧。
  9. ^ 【第16週】ブラウンズ3連勝、レイダースは歴代4位のロングFG実らず”. NFL JAPAN (2009年12月28日). 2011年9月14日閲覧。
  10. ^ 【第17週】レイダーズ13-21レイベンズ”. raiders.com. 2012年8月8日閲覧。[リンク切れ]
  11. ^ 【第17週】ラン爆発のレイブンズ、プレイオフ切符をゲット”. NFL JAPAN (2010年1月4日). 2012年8月8日閲覧。
  12. ^ Charlie Frye re-signs with Oakland Raiders”. norwalkreflector.com (2010年3月15日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年9月14日閲覧。
  13. ^ No guarantees for Raiders with Terrelle Pryor pick”. スポーツ・イラストレイテッド (2011年8月22日). 2011年9月14日閲覧。[リンク切れ]
  14. ^ The Blitz: Monday January 25”. Miami Dolphins (2021年1月25日). 2020年4月20日閲覧。

外部リンク




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