創建から中世とは? わかりやすく解説

創建から中世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 19:09 UTC 版)

龍穏寺」の記事における「創建から中世」の解説

807年大同2年) - 龍穏寺基礎となった寺院建立される。当時名称・規模不明羅漢称する旅の僧が建立したとの伝承があり、現在も門前羅漢山という名称が残っている。現在地より数百メートル東南の「堂沢」(現:「道沢」に比定)に建立された。 9世紀から15世紀 - 近隣霊場黒山三滝秩父三峰山影響もあり、天台宗系の修験道属したこの頃の名称は瑞雲長昌寺

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創建から中世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 04:20 UTC 版)

鹽竈神社」の記事における「創建から中世」の解説

鹽竈神社は、武甕槌命経津主神東北平定した際に両神先導した塩土老翁神がこの地に留まり現地人々製塩教えたことに始まると伝えられる弘仁11年820年)に撰進された『弘仁式』の『主税式』では「鹽竈神を祭る料壹萬束」と記載され祭祀料10,000束を国家から受けており、これが正史における鹽竈神社初見と言われている。 さらに延長5年927年)の『延喜式』の『主税式』においても祭祀料10,000束を国家正税から受けている。『延喜主税式』によれば当時陸奥国税収603,000束、鹽竈神社の他に国家から祭祀料受けていた3社の祭祀料は、それぞれ伊豆国三島社2,000束、出羽国月山大物忌社2,000束、淡路国大和大国魂社800であった。これらと比較して国家から特別の扱い受けていたのは明白であるが、同式の神名帳鹽竈神社記載は無い。また、近世に至るまで神階昇叙記録無く式外社となったことと併せて朝廷一見矛盾するような扱いをなぜしたのか、その理由わかっていない。 宇多天皇御代仁和4年888年)に一代一度の奉幣として大神宝使遣わすこととしたが、鹽竈神社へは寛仁元年1017年後一条天皇即位の際に遣わされている。 『朝野群載 巻第6』に所収の「式外神社進合御卜證文」には、白河天皇御代勅命を受け卜った式外社記述があるが、その中に「近則去延久二年十二月御卜。坐越後国春日布河両社。坐陸奥国竈鳥海二社。同六年六月御卜。坐陸奥国浮島鹽竈鳥海三箇社。」の一文がある。「清竈」が「鹽竈」の誤字であるとすれば勅命により御卜を受けた数少ない式外社中でも鹽竈神社延久2年1070年12月延久6年1074年6月の2回御卜を受けたことになる。

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