創建から江戸初期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 13:27 UTC 版)
「勝願寺 (鴻巣市登戸)」の記事における「創建から江戸初期」の解説
鎌倉幕府第4代執権北条経時の支援を受けた浄土宗第3祖良忠が武蔵国足立郡箕田郷の登戸村に一宇を建立したのが始まりである。なお、創建の時期については『新編武蔵風土記稿』では文永年間(1264年から1274年)、『武蔵志』では文永元年(1264年)としている。 その後、寺は衰退し、宗派も真言宗へと改められていたが、戦国時代末期に総誉清厳(または円誉不残)によって浄土宗の寺院として再興するため鴻巣宿へ移転された。この結果、登戸の地には記主が暮らしていたという居宅のみが残され、村民の福島氏が預かることとなった。江戸時代後期に編纂された『新編武蔵風土記稿』や『武蔵志』によれば諸宗の道心坊が代わる代わる移り住んでいたとも、『道祖土氏伝記』によれば道祖土満兼が無住となっていた松岡山勝願寺に新義真言宗の僧・円慶法印を招いて住寺とし、寺名を「新願寺」と改めたとも記されている。
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