初期 - イヤーエイク時代とは? わかりやすく解説

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初期 - イヤーエイク時代 (1985年 - 1992年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 14:28 UTC 版)

カーカス」の記事における「初期 - イヤーエイク時代 (1985年 - 1992年)」の解説

1985年リヴァプールで、ミディドラム)、ペクボーカル)、ポールベース)とビル・スティアーギター)の4人によりディスアタック (Disattack') が結成される当時ディスチャージ強く影響されハードコア・パンクをやっていた。その後ディスアタックは解散し、それとは別に結成されバンドにエレクトロ・ヒッピーズでサポート・ボーカルを務めていたジェフ・ウォーカーベーシストとして加入ビル友達だったケン・オーウェン(別の前身バンドではボーカルだった)がドラムとなる。バンド名をカーカス (Carcass)と改名音楽性グラインド・コアに変わる。 1987年に『Flesh Ripping Sonic Torment』と呼ばれるデモ録音しデモテープノッティンガムイヤーエイク・レコード送りイヤーエイク契約を結ぶ。このデモではサンジヴという人物ボーカル担当している。さらに翌年には2番目のデモ『Simphonies of Sickness』を録音、このデモセカンドアルバム元になっている。 1988年イヤーエイクより1stアルバム腐乱屍臭』(Reek of Putrefaction)がリリースされる死体コラージュ使ったジャケットの為、レコード置かない店もあったが、イギリスのインディーチャートでは高い成績を得る事ができたらしい。またイギリスBBCラジオ人気番組「ピール・セッション」に出演した1989年にはコリン・リチャードソンをプロデューサー迎えた2ndアルバム『疫魔交響曲』 (Symphonies of Sickness)をリリース、このアルバム以降トイズファクトリー日本盤を出すようになるCD版には2ndアルバム『疫魔交響曲』の内容加え1stアルバム腐乱屍臭』の曲の一部収録されていた(海外でも同仕様)。その後1stアルバム『疫魔交響曲』の初CD化合わせて1996年1stアルバム日本盤が発売され2ndアルバムボーナストラック外され『真・疫魔交響曲』と改題された。2ndアルバムリリース後、モービッド・エンジェルナパーム・デスボルト・スロワーとのヨーロッパツアー『グラインドクラッシャー・ツアー』も行っている。また「ピール・セッション」への2回目出演行った以前からライブ時のギターに厚みを持たせるため、二人目ギタリスト必要だ考えていたバンドは、1990年スウェーデンの「カーネイジ」のギタリストだったマイケル・アモットをセカンド・ギタリストとしてカーカス加入させた。マイケル・アモットは「ナパーム・デス」のオーディションを受けにイギリスに来た際、ビル・スティアー知り合いカーカスとのセッション行ってもいたが、その時スウェーデン帰っている。この頃バンドの音楽性グラインド・コアからデスメタル変化しつつあったが、マイケル・アモット加入により、よりデスメタル色が強くなった。また元々バンド持っていたブルータルデスメタル要素マイケル・アモット流麗なギター加わり、後のメロディック・デスメタル原型誕生しつつあった。その年のドイツツアーでは「アトロシティー」の前座務めている。 再度コリン・リチャードソンをプロデューサー迎えレコーディング行い1991年3rdアルバム屍体愛好癖』 (Necroticism - Descanting the Insalubrious)のリリースが行われる。コリン・リチャードソンは5thアルバムまでプロデューサー務めることになる。アルバムの作成途中、ケン・オーウェンが刑務所送られるアクシデント発生した罪状不明)。 1992年カテドラルエントゥームド、コンフェッサーとのヨーロッパツアー『ゴッズ・オブ・グラインド・ツアー』を行いツアー合わせてミニアルバム『ツール・オブ・トレード』をリリースした。このツアーの様子は、先のグラインドクラッシャー・ツアーと共にビデオ版の『ウェイク・アップ・アンド・スメル・ザ...』で見ることができる。

※この「初期 - イヤーエイク時代 (1985年 - 1992年)」の解説は、「カーカス」の解説の一部です。
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