バンドの音楽性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 05:42 UTC 版)
デビューから40年間一貫して、大音量かつハイスピードの爆走型ロックンロールをその音楽性の軸として活動しており、スラッシュメタル、ハードコア・パンクなどが出現する遥か以前から、それらの音楽性を包括するサウンドを展開してきた。 商業的にも音楽的にもカテゴライズの困難なロックバンドのひとつであり、時代に応じてハードコア・パンク、ヘヴィメタルと、複数のカテゴリに横断的に分類された経緯がある。 創設者であり、モーターヘッドのスタイルを作り上げてきた中心人物であるレミーは、一貫してロックンロール・バンドであると主張しており、1987年のアルバム『Rock 'n' Roll』も意識して付けたタイトルだと述べている。また、世間一般がモーターヘッドのサウンドを「ヘヴィメタル」「スピードメタル」などにカテゴライズすることを好ましく思っておらず、「ヘヴィメタルよりむしろパンクの方により親近感が湧く」「ダムドとは共通の美意識を持っているが、ブラック・サバスや、増してやジューダス・プリーストにはそんなもの感じない」とも述べている[信頼性要検証]。 実際にレミーは、ラモーンズに曲を提供したり、ダムドとステージで共演している。ただし、ジャンルの垣根にこだわっている訳ではなく、オジー・オズボーンの『ノー・モア・ティアーズ』でオズボーンやザック・ワイルドと曲を共作したり、HR/HM系アーティスト達との共演も多い。
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