初代 H1300型とは? わかりやすく解説

初代 H1300型 (1969年-1972年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 00:42 UTC 版)

ホンダ・1300」の記事における「初代 H1300型 (1969年-1972年)」の解説

1968年昭和43年10月21日 - 報道関係者に公開され東京モーターショーセダンライトバン参考出品された。 1969年昭和44年4月15日 - ホンダ初の4ドアセダンとして5月下旬発売記者発表されたが、実際6月ごろからの発売となったモーターショー出品車と比較してリアエンドが伸ばされた。シングルキャブモデルは「77」(Seventy Seven)、4連キャブモデルは「99」(Ninety Nine)と呼ばれ77のみとなる「スタンダード」のほか、それぞれにデラックス」、「カスタム」、「S」があった。三重県鈴鹿工場渡し現金価格は「77 スタンダード」が48.8万円、最も高価な99 カスタム」が71.0万円であったまた、9.8万円高でクーラー(ホンダエアコン)、4.5万円高でAT(ホンダマチック)も全車装備可能と発表されたが、実際にはこの時点ではATは市販されなかった。なお、ライトバン最後まで市販されなかった。 12月 - エンジン中・低速域トルク重視するため、77シリーズ95 PSに、99シリーズは110 PSそれぞれ最高出力引き下げられ同時にサスペンションセッティングも安定方向固められた。 1970年昭和45年2月 - セダンベースにした2ドアクーペ追加ポンティアック風の二分フロントグリル丸型4灯式ヘッドランプ精悍な顔つきを持つスポーティーカーで、95 PS仕様は「クーペ7」、110 PS仕様は「クーペ9」と呼ばれた内装専用設計で、インストゥルメントパネルセンター部分ドライバー向きオフセットされている「フライト・コックピット」(航空機操縦席)を特徴とした。 3月 - 77 / クーペ7に3速AT車追加された。AT仕様77 / クーペ7は、横長扇形スピードメーターと2本スポークタイプのステアリングホイール装備したエンジン80 PSデチューンされていた。 11月 - セダンマイナーチェンジされ、全車丸型2灯式ヘッドランプになる。フロント / リヤセクション及びインストルメンタルパネルを大幅に変更する大掛かりなマイナーチェンジとなる。同時に110 PS仕様99シリーズ廃止され95 PS77シリーズのみとなり、1300の名が廃され、単に「ホンダ 77 」と呼ばれるうになる1971年昭和46年6月 - クーペマイナーチェンジを受け、セダン同様1300の名が廃されホンダ クーペ○○○○グレード名) 」と呼ばれるうになる従来型丸型4灯ヘッドランプ車は「ダイナミックシリーズ」に編成され、「SL」、「GL」、「GT」、「GTL」のグレード名が与えられセダンと同じフロントグリルを持つ「ゴールデンシリーズ」には「スタンダード」、「デラックス」、「カスタム」が設定された。110 PSの4連キャブレター仕様グレードはダイナミックシリーズの「GTL」のみとなり、それ以外95 PS仕様(AT車80 PS)となったちなみにGTL」は警視庁道路上交通監視するのを目的交通取締パトカー配備され助手席開閉式屋根昇降機赤色灯装備していた。 1972年昭和47年9月 - 生産中止 11月 - 水冷直4 SOHC 1,433 ccエンジン(EB5型)を搭載した後継車の、「ホンダ・145/145クーペ」が登場

※この「初代 H1300型 (1969年-1972年)」の解説は、「ホンダ・1300」の解説の一部です。
「初代 H1300型 (1969年-1972年)」を含む「ホンダ・1300」の記事については、「ホンダ・1300」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「初代 H1300型」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「初代 H1300型」の関連用語

初代 H1300型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



初代 H1300型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのホンダ・1300 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS