再上映・映像ソフト化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 00:12 UTC 版)
「ゴジラ (1954年の映画)」の記事における「再上映・映像ソフト化」の解説
初公開以降、劇場以外で本作が上映されたのは1967年(昭和42年)、NHK総合でのテレビ放映が初だった。 1976年12月18日に「東宝名作シリーズ第5弾日劇・東宝 映画傑作選 円谷英二 夢の世界」として、『モスラ』『空の大怪獣 ラドン』とともにニュープリント版が日本劇場で上映された。 1979年(昭和54年)に全国4劇場で行われた特集興行『ゴジラ映画大全集』で、8月2日に初日上映されたほか、1982年(昭和57年)に開催された『東宝半世紀傑作フェア』では「空の大怪獣ラドン」「モスラ」とともに上映、さらに翌1983年(昭和58年)の『復活フェスティバル ゴジラ1983』でも、ゴジラシリーズと東宝特撮シリーズからセレクトした人気作10本のひとつとして上映された。両特集での好調な観客動員は、10年ぶりの新作「ゴジラ(1984年作品)」制作への後押しとなった。 また、2014年(平成26年)6月7日(一部劇場では21日)からは、「初回上映状態の再現」を目標に4Kスキャンなどを用いて7か月間におよぶ修復作業を新たに施した『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』が、全国の劇場にて順次公開された。 さらに、2021年(令和3年)には、さらなる高画質化を施した4Kデジタルリマスター版が制作された。60周年記念デジタルリマスター版がスキャニング以降の作業は2Kサイズだったのに対し、4Kデジタルリマスター版は同様のマスターからのスキャニング以降をすべて4Kサイズで実施したうえ、アオリ(1カット内で発生する画面の明滅)の除去も新しいソフトを導入したことでより徹底され、全体的に落ち着いたトーンに均一化しているという。 ビデオテープ1980年代初頭に、90分に短縮された初のビデオソフト(VHS・β:5万円、U規格:5万5000円)が東宝ビデオから発売され、1981年11月にはVHSとβが2万2000円に値下げされた。また、30分に短縮されたダイジェスト版(VHS・β:1万7000円、U規格:2万3000円)も発売されている。 1988年、ノーカット完全版が発売。 1991年、「ゴジラ激闘伝説」の第1巻として廉価版が発売。 1992年、セールプライス版発売。品番 TG4287。 レーザーディスク1985年、映像ソフトとしては初めてノーカット完全版が発売(同時期にVHD版も発売された)。 1991年、ノーカット・デジタルリマスター版が発売。 1992年、セールプライス版発売。品番 TLL2182。 1994年、「GODZILLA 40th ANNIVERSARY SPECIAL BOX」発売。『怪獣王ゴジラ』とカップリングのほか、復刻版シナリオやパンフレット、絵コンテなどを封入。 DVD2001年2月21日、ニュープリント・コンポーネントマスター版として発売。 2005年4月22日、「GODZILLA FINAL BOX」に収録。 2008年1月25日発売のトールケース版「ゴジラ DVDコレクションI」にも収録され、単品版も同時発売された。 2014年5月14日、60周年記念版版発売。 2016年6月15日、東宝DVD名作セレクション版発売。 Blu-ray Disc2009年9月18日、HDリマスター版として発売。 2014年6月18日、廉価版発売。
※この「再上映・映像ソフト化」の解説は、「ゴジラ (1954年の映画)」の解説の一部です。
「再上映・映像ソフト化」を含む「ゴジラ (1954年の映画)」の記事については、「ゴジラ (1954年の映画)」の概要を参照ください。
- 再上映・映像ソフト化のページへのリンク