佐藤が好きでしょうがない隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 16:40 UTC 版)
「みつどもえ」の記事における「佐藤が好きでしょうがない隊」の解説
佐藤のことを猛烈に好いている3人組。略称「しょうがない隊」、「SSS隊」等。小学校2年生の時に結成される。本人たちは「佐藤くんが好きでしょうがない隊」と名乗っている。他の女子が佐藤に近づくことを警戒しており、また佐藤に対するストーカー的な行動が日課となっている。佐藤と幼馴染のふたばをライバル視している。なお、佐藤本人には変態集団と恐れられており、みつばからも変態集団と言われている(逆に彼女らはみつばのことを「(変な)パンツ女」と呼ぶようになる)。 緒方 愛梨(おがた あいり) 声 - 茅原実里 「佐藤が好きでしょうがない隊」の隊長。キャッチフレーズは「恋する妄想機関車」。愛称は「おがちん」。 黒髪を三つ編みにした左目に泣きぼくろがあるツリ目の少女で、ジャンパースカートをはいている。とても小柄だが運動神経はよく、佐藤がらみになるとさらに運動能力が上がる。3人組の中でも佐藤への好意が最も極端かつフェティッシュであり、ストーカー的な行為に及ぶこともしばしばだが、当の本人は自分のしていることがストーカー行為であるという自覚はない。佐藤に惚れたのは、小学2年生の時に伊藤から尾行を頼まれた際、尾行対象の佐藤に優しくされたことがきっかけである。「佐藤くん以外の男性に触ると身体が腐る」と称し、他の男性(肉親は除く)と接触してしまった時などは本当に具合が悪くなるが、佐藤の匂いを嗅ぐと元気を取り戻す。また、佐藤がらみの出来事が起こると、他の佐藤が好きな女子を取り仕切って行動を起こすこともある。恋にはライバルが多いほうが燃えるという考え方をしており、伊藤と違いふたばをライバルとして受け入れている。 ふたばから「佐藤はパンツが好き」と聞かされて以来パンツをライバル視し、全て処分してしまった(本人はそれが嘘であるということに気づいていない)。ちなみにクラスの女子は緒方がパンツを穿いていないことは知っている。3人組の中で唯一胸がない。 伊藤 詩織(いとう しおり) 声 - 井口裕香 「佐藤が好きでしょうがない隊」の1人で、キャッチフレーズは「恋する腹黒お嬢さん」。 茶髪で長めのツインテールのヘアスタイルの少女。基本的には緒方・加藤と共に行動するが、計算高く腹黒い面があり、場合によっては2人を出し抜くことも厭わない。「しょうがない隊」にとって最も邪魔な存在であるふたばと佐藤の仲を裂こうと画策したこともあるが、失敗に終わっている。「しょうがない隊」に入ったのは、佐藤の情報を知るために緒方に近づいたことがきっかけである。口に手をあてるのが癖。男子からの容姿受けもよく、「佐藤のファンじゃなければ」と残念がられる。 加藤 真由美(かとう まゆみ) 声 - 内田彩 「佐藤が好きでしょうがない隊」の1人で、キャッチフレーズは「恋するまともな人」。 黒髪をポニーテールにした地味な少女。身長は高いが、運動は苦手。しょうがない隊の中では比較的常識人で、常軌を逸した緒方や腹黒い伊藤に着いて行けない部分もあるが、嗅覚に関しては3人の中では一番上。幼稚園のころから佐藤に想いを寄せている。親友である緒方は佐藤と同じく(あるいはそれ以上に)大切に思っており、緒方のために身体を張ることも。緒方がパンツを全て処分してからは、彼女のスカートがめくれないようにしたり、ブルマのゴムが切れた際、落ちないように手で押さえたりと、バスケットボールをしている宮下も驚くほど堅いディフェンスらしい。緒方と仲良くなったのは、自分が佐藤を尾行していた時に、緒方から一緒にやろうと誘われたことがきっかけである。
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