住友建機とは? わかりやすく解説

住友建機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 16:05 UTC 版)

住友建機株式会社
Sumitomo Construction Machinery Company, Limited


本社が存在するThinkPark Tower
種類 株式会社
本社所在地 日本
141-6025
東京都品川区大崎2丁目1-1
ThinkPark Tower
設立 1968年(昭和43年)
業種 機械
法人番号 7010701021997
事業内容 油圧ショベル、アスファルトフィニッシャー、クレーン等の建設機械メーカー
代表者 三觜 勇(代表取締役社長
資本金 160億円
売上高
  • 1,645億2,000万円
(2024年12月期)[1]
営業利益
  • 34億8,000万円
(2024年12月期)[1]
経常利益
  • 47億6,600万円
(2024年12月期)[1]
純利益
  • 51億4,800万円
(2024年12月期)[1]
純資産
  • 486億6,100万円
(2024年12月期)[1]
総資産
  • 986億7,200万円
(2024年12月期)[1]
従業員数 750人
(2022年4月)
決算期 3月31日
主要株主 住友重機械工業
主要子会社 住友建機販売、住友建机(唐山)有限公司
外部リンク https://www.sumitomokenki.co.jp
特記事項:住友重機械工業連結子会社で、住友グループ広報委員会参加企業でもある。
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住友建機株式会社(すみともけんき、Sumitomo Construction Machinery Company, Limited)は、住友グループ建設機械メーカーである。

元々は住友重機械工業株式会社に設置された事業の一つであったが、1986年に分社化され、完全子会社として事業を継続している。

沿革

  • 1963年(昭和38年) - 住友機械工業株式会社(現・住友重機械工業)に建機事業部を新設。建機の国内総代理店として、住機建設機械販売株式会社を設立。ショベルおよびクレーンについて米国リンク・ベルト社(現・FMC社)と技術提携。
  • 1964年(昭和39年) - 「住友-リンク・ベルト」ブランドの機械式ショベル、機械式トラッククレーンの販売を開始。
  • 1967年(昭和42年) - 油圧ショベルの販売を開始。
  • 1969年(昭和44年) - 住機建設機械販売の社名を住友重機械建機販売株式会社に改称。
  • 1975年(昭和50年) - 千葉工場を新設。
  • 1983年(昭和58年) - 住友重機械建機販売の本社を大阪市より東京都千代田区に移転の上、社名を住友重機械建機株式会社に変更。千葉教習センターを開所。
  • 1986年(昭和61年) - 建機事業部が住友建機株式会社として分社。住友重機械建機も統合し製販一体となる。
  • 1991年(平成3年) - 新居浜事業所(新居浜工場)、香取試験場(香取工場)を新設。
  • 1998年(平成10年) - 新居浜工場を閉鎖。
  • 2001年(平成13年) - 住友建機を事業毎に分社化。製造は住友建機製造株式会社、販売は住友建機販売株式会社が担当。クレーン事業を分社化し住友重機械建機クレーン株式会社を新設。
  • 2002年(平成14年)- 株式会社新潟鐵工所のアスファルトフィニッシャ事業を買収。
  • 2004年(平成16年) - 中国に販売会社を設立(住重中駿(厦門)建機有限公司)。
  • 2009年(平成21年) - 2001年に分社化した住友建機製造株式会社を吸収合併。国内販売の住友建機販売株式会社は引き続き存続。中国工場を設立(住友建机(唐山)有限公司)。
  • 2010年(平成22年) - インドネシアにASEAN地区の販売会社を設立(住友建機サウスイーストアジア)。
  • 2011年(平成23年) - インドネシア工場を設立(住友建機インドネシア)。
  • 2015年(平成27年) - 千葉にサービストレーニングセンターを開所。
  • 2017年(平成29年) - 大阪教習センターを開所。
  • 2018年(平成30年) - 名古屋にICT研修センター開所。
  • 2025年(令和7年)8月頃予定-住友重機械工業株式会社 横須賀製造所内に横須賀工場を新設予定。横須賀工場稼働後は千葉工場より35t~80t級標準ショベル4機種、12t~45t級のエレベーター仕様ショベル5機種の生産を移管予定。

主力製品・事業

  • 油圧ショベル
    • 7.5t~80tクラスまでを手掛ける。かつては3tクラスのミニショベルも手掛けていた。海外へのOEM供給も行っている。
  • ハイブリッドショベル
  • 応用機
    • 林業仕様機
    • 金属リサイクル仕様機
    • 解体仕様機
  • 環境機械
    • リサイクル機械(リソイルマン、ガラクシー)

主要事業所

支店・営業所 - 国内グループ会社の住友建機販売より全国65ヶ所に展開

主要関係会社

国内グループ企業

  • 住友建機販売
  • 大阪住重建機
  • パークス甲信越

関係会社

  • 住友重機械建機クレーン
  • 住友建机(唐山)有限公司
  • 住友建机(上海)有限公司
  • 住重中駿(厦門)建機有限公司
  • PT. SUMITOMO CONSTRUCTION MACHINERY INDONESIA
  • PT. SUMITOMO CONSTRUCTION MACHINERY SOUTHEAST ASIA
  • SCMSEA(Thailand) Co., Ltd.
  • CNHインダストリアル CNHグローバルとフィアット・インダストリアルが合併して発足。
  • LBX Company, LLC
  • 建機エンジニアリング千葉
  • 建機サポート千葉

その他

油圧ショベルは、CNHインダストリアルCASEブランド)、LBX(LINK-BELTブランド)へOEM供給している。

1988年頃、長嶋茂雄をCMキャラクターとして起用し、『朝のホットライン』(TBS・隔日)を提供していた。

2020年3月、『パウ・パトロール』(テレビ東京)内のダンスシーンにて、働く乗り物として住友建機株式会社の建設機械が紹介された。

脚注

出典

外部リンク



住友建機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:49 UTC 版)

建設機械」の記事における「住友建機」の解説

住友重機械から分離独立した住友グループ建設機械大手道路機械では国内トップ油圧ショベルベースとした製品力を入れている。本体旧会社(※下記参照)より大型クレーン以外の事業継承し純粋持株会社移行し製造・販売それぞれの事業子会社一任。なお、2010年度以降製造子会社吸収、住友建機は事業持株会社移行した

※この「住友建機」の解説は、「建設機械」の解説の一部です。
「住友建機」を含む「建設機械」の記事については、「建設機械」の概要を参照ください。

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