二重の極み(ふたえのきわみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 18:16 UTC 版)
「相楽左之助」の記事における「二重の極み(ふたえのきわみ)」の解説
“万物必壊”を誇る破壊の極意。京都へ向かう道中で出会った悠久山安慈から伝授される。基礎しか教わっていないため、全身で繰り出せる安慈とは違い、左之助が使えるのは右手の正拳のみ。
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二重の極み
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十本刀の1人明王の安慈から課せられた修行で体得。 二重の極み(ふたえのきわみ) “万物必壊”を誇る破壊の極意。京都へ向かう道中で出会った悠久山安慈から伝授される。基礎しか教わっていないため、全身で繰り出せる安慈とは違い、左之助が使えるのは右手の正拳のみ。 本来、すべての物質には抵抗(=強度、硬度)が存在するために、その衝撃が完全に伝わることはない。だが刹那の拍子(75分の1秒)に二度の衝撃を打ち込むと、第一撃は通常通り物体の抵抗で緩和されるが、刹那に打ち込まれた第二撃の衝撃は、抵抗を一切受けることなく完全に伝わるため、物質の硬度に関わらず粉々に粉砕することができる。 京都編終盤で三重の極みを放って右手に大きな損傷を受けていたにも関わらず、さらに二重の極みを使って右手が砕けた状態になった左之助は以後、使用の度に、右手が技の負担に耐え切れずに右手を痛め、治療する恵を困らせる。 『キネマ版』の左之助は、初登場時から二重の極みを会得しており、「下諏訪で出遭った破戒僧から会得した」と語っている。また『キネマ版』では右手だけではなく左手でも使用可能。剣心相手に披露したが、双龍閃で極み外しをされた。また、番神の無敵鉄鋼(『キネマ版』では「剣心再筆」でのリファインを反映して、水銀を錬成した液体金属という設定)には衝撃伝導が狂わされて単発では通用しなかった。 極み外し 二重の極みを撃ち込まれる寸前、反対側から自らの拳を撃ち込む事で衝撃の伝導をずらし、二重の極みをただの二連撃に緩和する。安慈との闘いで一度だけ使用。彼の二重の極みを破るために交差法で先に二重の極みを撃ち込もうとしたが、彼の拳の方が早かったため、咄嗟の見様見真似で自身に二重の極みを打ち込み、衝撃を無力化した。直後、勝利したと油断した安慈に対し二重の極みを打ち返している。 三重の極み(さんじゅうのきわみ) 安慈との闘いで一度だけ使用。二重の極み一撃の威力では安慈に劣る左之助が、二重の極みの正拳突きから対象の抵抗がゼロのうちに、さらに右拳を開いて彼の怪力による五指の衝撃を上乗せした技。これによって技の破壊力が増幅し安慈にも打ち勝つが、引き換えに右拳に大きな損傷を受けた。 二重の極み 改良型(ふたえのきわみ かいりょうがた) 右手が二重の極みの衝撃に耐えきれなく、満足に撃てないほどに右拳の様態が悪化した左之助の新技。不動沢が巨大な岩に隠れた際、それをヒントに彼独自の発想で編み出した二重の極みの新たな型である。安慈伝の本流と違い、両手を使うために乱発はできず戦力的には本流に劣るが、右手だけでなく左手を添え、重ねる衝撃を両手に振り分けることで、右手への負担を今までの半分以下に軽減することに成功した。四神・白虎との戦いではより洗練された技として放ち、右拳の怪我がまだ完治していないにも関わらず衝撃で砂浜を噴き上げ、白虎を吹き飛ばす効果を見せた。負傷しても尚進化を続ける左之助の姿に剣心は感心している。 二重の極み 連ね撃ち(ふたえのきわみ つらねうち) 『キネマ版』での戌亥番神との対決で、衝撃伝導の拍子を狂わせる無敵鉄甲の特性を見切った左之助が放った二重の極みの応用技。右拳の二重の極みを撃ち込んだ後、真反対の方向に左拳の二重の極みを撃ち込み、そこから更に左右の拳で二重の極みの乱打を連続で撃ち込むことで、無敵鉄甲の内側に衝撃を無理矢理押し込んで強引に破壊に繋げた。
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