主な生産車種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 05:44 UTC 版)
「シムカ (自動車メーカー)」の記事における「主な生産車種」の解説
1930-40年代 - フィアットのノックダウン生産 シムカ・5 - フィアット・500(初代・トポリーノ) シムカ・8 - フィアット・1100 シムカ 5 1950年代 - アロンドのヒットとフォードSAFの買収で独自路線へ シムカ・アロンド - フィアット・1100ベースの自主開発車。ルノー・4CV・シトロエン・2CVと2リッター級中型車の間のギャップを埋めて成功。保守層に支持される。 ヴデット - 1954年に買収したフォードSAフランスが設計。スタイルは時流に合わせて進歩したが、エンジンは最後までサイドバルブ方式V8。 アリアーヌ - ヴデットにアロンド系の4気筒エンジンを搭載。偶然ながら日本の初代プリンス・スカイラインとスタイルが似ており、スカイラインが初めてパリ・サロンに出品した際、フランスのマスメディアは「アリアーヌのコピー」であると一斉に批判した。 シャンボール - ヴデット系の最上級車種。ワイヤホイールやコンチネンタルマウントのスペアタイヤを持つ。 アロンド ヴデット アリアーヌ 1960年代 - 1000のヒットから急転、クライスラー傘下へ シムカ・1000 - フィアット・600(初代)をベースに作られた1000ccクラスの4ドアセダン。1960年代の主力車種となり、1978年まで生産された。「ラリー2」「ラリー3」などのスポーツモデルも人気を集めた。 シムカ・1000/1200Sクーペ - ベルトーネ在籍中のジョルジェット・ジウジアーロがデザインした1000ベースのスタイリッシュなクーペ。1200Sはラジエーターがフロントに移され、1204cc85馬力エンジンで最高速度178km/hに達した。 シムカ・1300/1500 - アロンドとアリアーヌの後継車種。1966年以降は1301/1501となり、1975年まで生産され、タクシーなど業務用に多く用いられた。 シムカ・1100 - シムカ初の前輪駆動車。ハッチバックスタイルを採用した点でも時流に先んじていた。技術的にはフィアット・128との近似性が強く、クライスラー傘下に入った後も設計陣にはフィアットの影響が強かったことが伺える。「タルボ・1100」として1982年まで生産され続ける。 1000 クーペ1200 1301/1501 1100 1970年代 - クライスラー化の進展 クライスラー・160/180/2リッター - 英国主導で開発された中型車。アメリカ色が強過ぎ、欧州市場では不人気であった。 シムカ・1307(フランス)/サンビーム・アルパイン(イギリス) - 仏英共同開発車。ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー受賞。 マトラ・シムカ・バゲーラ(1973-1980年) シムカ・オリゾン - 米欧共同開発車。ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー受賞。 クライスラー・160(1970年) シムカ・クライスラー・1307 GLS(1978年) マトラ・シムカ・バゲーラ(Mk1) オリゾン 1980年代 - PSAグループ傘下のタルボとして タルボ・ソラーラ - タルボ初のニューモデルだが、実質は「タルボ・1510」と改称されたシムカ・1307/1308のノッチバック版。 タルボ・サンバ - プジョー・104ベースの小型大衆車。 タルボ・タゴーラ - 最後のタルボ新型車。プジョー・505級の後輪駆動中型車でプジョー製V6エンジンも搭載可能であった。人気が出ず、1980-1983年の僅か3年間で消滅した。 タルボ・マトラ・ムレーナ - バゲーラの発展型。2200ccエンジンも選択可能となり、実用性・動力性能が向上した。 タルボ・ソラーラ タルボ・サンバ タルボ・タゴーラSX タルボ・マトラ・ムレーナ
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