タルボ・マトラ・ムレーナとは? わかりやすく解説

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タルボ・マトラ・ムレーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/21 23:09 UTC 版)

タルボ・マトラ・ムレーナ
タルボ・マトラ・ムレーナ
同リアビュー
販売期間 1980年 - 1983年
乗車定員 3人
ボディタイプ 3ドア ハッチバック
エンジン 直4ガソリンOHV 1,592cc / SOHC 2,156cc
変速機 5速MT
駆動方式 ミッドシップ
先代 マトラ・シムカ・バゲーラ
-自動車のスペック表-

タルボ・マトラ・ムレーナTalbot Matra Murena )はフランスの自動車メーカー・マトラが1980年から1983年まで生産したスポーツカーである。1973年に発表されヒット作となったミッドシップエンジン横3人がけのスポーツカー、バゲーラの改良・発展型というべき製品。

バゲーラとの相違はまずエンジンが拡大強化されたことで、タルボ・1510と同じOHV1,592cc92馬力(1.6)と、短命に終わったタルボのトップモデル・タゴーラ用の新しい SOHC2,156cc118馬力(2.2)が用意され、ようやく5段となったギアボックスとの組み合わせで2.2の最高速度は197km/h、0-1000m加速31秒に達するようになった。なお1983年にはそれまでディーラー・オプションであった2,156cc142馬力のチューニングキットを標準装着したムレーナSが登場した。

トレーリングアーム式のリアサスペンションはトーションバーからコイルに変更された。やや大型化され個性が若干薄れた印象の車体も、鉄製スペースフレーム+FRP製ボディの基本設計は同じだが、バゲーラで問題になった発錆対策として亜鉛めっきが施された。

1983年にマトラがルノーと提携すると、アルピーヌと競合することや、マトラが開発した画期的なミニバン、ルノー・エスパスの生産に専念することを理由に、わずか3年余り、10,680台で生産終了となった。当時の日本には並行輸入で少数が上陸した。

参考文献 [編集]

  • 二玄社 別冊CG「自動車アーカイブ 80年代のフランス車編」




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