三洋社版登場のキャラクター
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「墓場鬼太郎の登場人物」の記事における「三洋社版登場のキャラクター」の解説
森脇真茶光(アニメ版のクレジットは協森社長) 声 - 川津泰彦 『水神様が町へやってきた』(アニメ版第6話)に登場。 顔の広い金貸しの社長。 人間だけでなく妖怪にも金を貸していて、金に困った鬼太郎を雇い妖怪達(物の怪、水神)から金を取り立てるよう命じる。だが結局鬼太郎は両方の取立てに失敗し解雇された。この取立てが元で水神が暴れ出したが、森脇にどの程度被害が及んだかは不明。 戦後「金融王」として悪評の高かった森脇将光をモデルにしたキャラクターである。 水神(みずがみ) 声 - 川津泰彦 『水神様が町へやってきた』、『顔の中の敵』(アニメ版第6〜7話)に登場。 透明な細胞を持った妖怪で、太古の昔から水や川などに化け、人を食べて生きていた。 先の大ナマズ(=大地震)を境に深い眠りについていたが、借金取りにやってきた鬼太郎に無理やり目覚めさせられたため激怒し、街の人々を襲いつつ鬼太郎に復讐をしようとする。しかし最後は鬼太郎に協力した人狼によって石油を撒かれた挙句、マッチで体を燃やされ死亡した。 月刊ガロ掲載『鬼太郎夜話』では読みは「すいじん」。ドライアイスで凍らされた上にコンクリートで密封される最期を迎えた。 『ゲゲゲの鬼太郎』ではこの水神と似た妖怪として、アニメ第2作第22話『地獄の水』のヒマラヤの水神、週刊実話版の『ムーン大王』、1980年代『最新版』の『妖怪水ころがし』が登場している。そちらはゲゲゲの鬼太郎の登場キャラクター#外国妖怪を参照。 深大寺に集まった妖怪達 『地獄の散歩道』に登場(アニメ版未登場)。 深大寺のすき焼きパーティーに参加した妖怪達。何名か名は列挙されているものの、塗壁と袖引小僧を除いては姿と名を明確に結びつけた描写はない。一部は後年の作品である『墓場の鬼太郎』『ゲゲゲの鬼太郎』でも登場した。塗壁(ぬりかべ)大酒飲みで目をサーチライトの様に光らす。後年、鬼太郎の仲間としてメインキャラクターに昇格した。 袖引小僧(そでひきこぞう)パーティーの途中でうわばみ酒を持って現れた。月刊ガロ掲載『鬼太郎夜話』では「酒小僧(さけこぞう)」に改称。 児啼爺(こなきじじい) →後年、鬼太郎の仲間としてメインキャラクターに昇格。 砂かけ婆(すなかけばばあ) →後年、鬼太郎の保護者としてメインキャラクターに昇格。 畳叩き(たたみたたき) 槌転び(つちころび) →後年、鬼太郎の敵として登場。 見上入道(みあげにゅうどう) →後年、鬼太郎の敵として登場。 火取魔(ひどりま)→後年、ゲゲゲの鬼太郎 第5作で鬼太郎の敵として登場。 天火(てんぴ) →後年、ゲゲゲの鬼太郎 第3作で鬼太郎の仲間として登場。 釣瓶落(つるべおとし) →後年、鬼太郎の仲間として登場。 木心坊(きしんぼう) 大空ひばり(アニメ版では大空つばめ) 声 - 斉藤貴美子 『水神様が町へやってきた』(アニメ版第6話)に登場。 超有名なスター歌手。モデルは美空ひばり。数多くのファンがいて、寝子もその1人である。 プールで水神に襲われ、最期は溶かされてしまう(着ていた水着だけ残される)。 1985~87年に森野達弥の作画で連載された『最新版ゲゲゲの鬼太郎』では、これのリメイク的な場面でアイドルの谷水麻里(モデルは水谷麻里)が妖怪水ころがしの犠牲になる。奇しくも水谷は、元ネタの大空ひばりを『ストップ!!ひばりくん!』で引用した江口寿史と交際しており、後に結婚することになる。
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