一般芸能界との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:05 UTC 版)
もともとは、芸能人やタレントの扱いではなかったが90年代以降、深夜放送のドラマやバラエティ番組に有名AV女優がレギュラーやゲストで出演することも珍しくなくなってきており、以後、AV女優のタレント化・アイドル化が進んでいる。 お色気番組として代表格である『ギルガメッシュないと』や『殿様のフェロモン』などがあり、それらの番組にもAV女優が出演することで知名度を上げていた。一般芸能界で最も成功した例として飯島愛や黒木香が挙げられるが、及川奈央が子供向け特撮番組やNHK大河ドラマに出演するなど大きな活躍を見せ、また2008年以降はAV女優を中心に構成されたユニット恵比寿マスカッツ➝恵比寿★マスカッツ➝恵比寿マスカッツ1.5が人気を得た。また執筆した小説が映画化・漫画化されたほか舞台・映画の主演などを行うみひろ、海賊版の流通をきっかけに香港・中国・台湾で大きな人気となっている蒼井そら、小澤マリアなども活躍している。 MUTEKIレーベル設立の2008年以降は有名芸能人・著名人のAV女優転身が増加しているほか、元AV女優の一般芸能界進出も拡大している。 2010年代後半からはコンプライアンスの観点から従来型のセクシーさで地上波進出する者は激減したものの、川上奈々美が現役AV女優として一般映画賞を受賞。また明日花キララが「女性が美容整形でなりたい芸能人・有名人顔ランキング」で女性有名人を抑え1位を獲得し、三上悠亜、橋本ありならもSNSを中心にファッションアイコンとして女性から知名度を得ている。以後、AV女優自体が女性層(ファン)をターゲットに売り出される傾向が強くなってきている。そのため彼女たちを呼称する際に女性から不快・嫌悪感を持たれやすい¨AV¨という言葉に代わってメディアではセクシー女優またはモンロー女優と表現される(それ以前の時代はAVギャルと表現されていた)。以前はアイドルや女優として活動が行き詰まったり、引退した芸能人がAV女優としてデビューするケースが目立ったが、近年はAV女優になる為にアイドル活動等の芸能活動を登竜門としてAV女優へ転向するケースも増えている。 このようにAV女優自体の存在・活躍が変化してきている。従来型のAV女優は日陰者的存在でありながらテレビ番組(主にお色気番組)に出演することで個々の活動や作品などを宣伝して知名度上げていかなければならなかったのに対し、現在ではSNS等の普及によってルックス・華やかな私生活・人間性などを自分から情報発信できるようになり、 AVを見たことがなくても身近な存在として彼女たちを知れる時代になった事が理由として挙げられる。
※この「一般芸能界との関連」の解説は、「AV女優」の解説の一部です。
「一般芸能界との関連」を含む「AV女優」の記事については、「AV女優」の概要を参照ください。
一般芸能界との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:10 UTC 版)
AV男優や過去にAV男優を経験した人物が、後に本当の役者に転身し、一般向けの映画やテレビドラマに出演することがある。 日本のAV男優では加藤鷹の知名度が高く、「AV男優」の肩書きで数多くのマスメディアに登場している。このほか、田口トモロヲ、山本竜二、清水大敬らは俳優として一般向け作品でも幅広く活躍している。特に田口に関しては、最近では俳優として活動が主となっている。 2017年にはAV男優をテーマに描き、男優が本人役を演じたヒーロードラマ『マグマイザー』が放送された。
※この「一般芸能界との関連」の解説は、「AV男優」の解説の一部です。
「一般芸能界との関連」を含む「AV男優」の記事については、「AV男優」の概要を参照ください。
- 一般芸能界との関連のページへのリンク