一・恵とは? わかりやすく解説

一恵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 04:51 UTC 版)

一恵
山口百恵シングル
初出アルバム『歌い継がれてゆく歌のように '78〜'80』
B面 想い出のストロベリーフィールズ
リリース
ジャンル バラード歌謡曲
レーベル CBSソニー
作詞 横須賀恵(山口百恵)
作曲 谷村新司
チャート最高順位
山口百恵 シングル 年表
さよならの向う側
(1980年)
一恵
(1980年)
惜春通り
(1994年)
テンプレートを表示

一恵」(いちえ)は、山口百恵の32枚目のシングルである。発売元はCBSソニー三浦友和との結婚式の当日の1980年11月19日にリリースされた[1]

概要

表題曲「一恵」は、前作「さよならの向う側」と同じく6分を超える長時間録音となっている。イントロ間奏部分に、百恵自身の「一期一会…」から始まるセリフが入っている(百恵のシングル曲でセリフが入るのは1975年の「湖の決心」以来5年ぶり2曲目)。作詞にクレジットされている「横須賀恵」は、山口百恵本人の作詞時に使用していたペンネームである。作曲は1978年の「いい日旅立ち」以来2年ぶりに、当時アリスでも活動中だった谷村新司が担当した。谷村は同じ1978年に、横須賀恵名義での作詞による「通りすぎた風」への作曲も行っている[注 1]

B面曲「想い出のストロベリーフィールズ」は、前月に発売されたラスト・オリジナル・アルバム『This is my trial』よりリカット。A・B両面とも本人作詞によるシングルは本作が最初で最後となった。

シングルレコードはダブル・ジャケット仕様となっており、特別価格の900円で発売された[2]。ジャケット裏には「としごろ」から「さよならの向う側」まで31作のシングルジャケットが載っている。また、「ありがとう」というメッセージとサインが書かれた色紙のコピーが付けられた[2]。ジャケットの写真は篠山紀信の撮影によるもの。

このシングルで通算29作目のオリコンBEST10入りとなり、女性アイドル歌手としては当時1位の記録であった。また、シングルBEST10入り週数が通算239週という記録も当時の歴代1位だった。 本作は百恵の引退後にリリースされた作品であるが、引退前の9月22日放送のフジテレビ夜のヒットスタジオ』で初公開となる。また、10月5日開催の日本武道館のファイナル・コンサートでも同曲を披露した。

収録曲

# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 「一恵」 横須賀恵 谷村新司 萩田光雄
2. 「想い出のストロベリーフィールズ」 横須賀恵 杉真理 萩田光雄
合計時間:

品番

関連作品

一恵

一恵 (ライブ音源)

想い出のストロベリーフィールズ

脚注

注釈

  1. ^ 山口自身の歌唱では商品化されておらず、1983年に高田みづえのシングルとして発売された。

出典

  1. ^ 川瀬 2011, p. 340
  2. ^ a b 川瀬 2011, p. 341

参考資料

外部リンク


一恵(かずえ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/07 07:22 UTC 版)

光路郎」の記事における「一恵(かずえ)」の解説

焼き鳥屋やきとりシゲちゃんの子供。店主である父親シゲが、妻に先立たれたこともあり、しょっちゅう女性追いかけ家を出るため、一人で店を切り盛りすることもしばしば。焼き鳥味付けにはうるさい。そろばん1級腕前で、沢山の注文があっても楽に会計をこなす。

※この「一恵(かずえ)」の解説は、「光路郎」の解説の一部です。
「一恵(かずえ)」を含む「光路郎」の記事については、「光路郎」の概要を参照ください。

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