愛染橋とは? わかりやすく解説

愛染橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/06 15:46 UTC 版)

「愛染橋」
山口百恵シングル
初出アルバム『春告鳥
B面 イノセント(純粋)
リリース
ジャンル 歌謡曲ポップスフォーク
レーベル CBSソニー
作詞 松本隆
作曲 堀内孝雄
チャート最高順位
山口百恵 シングル 年表
しなやかに歌って-80年代に向って-
(1979年)
愛染橋
(1979年)
謝肉祭
1980年
収録アルバム春告鳥
抱きしめられて
(4)
愛染橋
(5)
愛の嵐
(6)
テンプレートを表示

愛染橋」(あいぜんばし)は、1979年12月にリリースされた山口百恵の28枚目のシングルである。発売元はCBSソニー

概要

本作の作詞を担当したのは、山口百恵のシングル曲としては1977年の「赤い絆 (レッド・センセーション)」以来2年ぶりとなる松本隆。結婚をテーマとしており、歌詞の中に京言葉が挿入され、”結婚” という橋を渡る女性の不安と期待が表現されている[1]。作曲には、当時アリスのメンバーとしても活動中だった堀内孝雄が初めて起用された。演奏には琴が使用されている[1]

この作品のヒットで全てのシングルの総売上枚数がついに1,000万枚を突破した。これはピンク・レディー(1979年)、森進一(1979年)に続いて史上3人目の快挙であった。

1994年中森明菜カバーし、カバー・アルバム『歌姫』に収録された(2004年のトリビュート・アルバム山口百恵トリビュート Thank You For…』にも収録)。さらに、作曲者の堀内も後にセルフカバーしている。

なお、愛染橋はかつて大阪市浪速区に実在した[1]、映画で有名となった『愛染かつら』のある勝鬘院・愛染堂の前の愛染坂を下ったところの高津入堀川に架かっていた。現在川は埋め立てられて阪神高速1号環状線になっている。また、愛染橋の前にあった愛染橋病院は、約300m西に移転した現在も院名に名残りを留めている。

収録曲

全作詞: 松本隆、全作曲: 堀内孝雄、全編曲: 萩田光雄
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. 「愛染橋」 松本隆 堀内孝雄
2. 「イノセント(純粋)」 松本隆 堀内孝雄
合計時間:

品番

関連作品

愛染橋

イノセント(純粋)

カバー

脚注

出典

  1. ^ a b c 川瀬 2011, p. 292

参考資料

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「愛染橋」の関連用語

愛染橋のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



愛染橋のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの愛染橋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS