レディ・ワシントンとは? わかりやすく解説

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レディ・ワシントン(18世紀)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 03:30 UTC 版)

レディ・ワシントン (ブリッグ)」の記事における「レディ・ワシントン(18世紀)」の解説

初代レディ・ワシントン(単にワシントン呼ばれることも多い)は、90トンブリッグ商船である。1750年代にまだ英国植民地であったマサチューセッツ建造されアメリカ独立戦争中は私掠船として活動した船名ジョージ・ワシントンの妻であるマーサ・ワシントン由来する最初アメリカ太平洋岸北西部探検使用された2隻の内の1隻であり、1787年10月1日ボストン出港したホーン岬経由太平洋岸北西部達し現地インディアン達と毛皮生皮交易行いさらには太平洋横断し中国陶磁器交易行ったボストン出港時の船長はロバート・グレイ(Robert Grayであったが、途中でジョン・ケンドリック(もう一隻のコロンビア・レディビバ(英語版)の船長であった)と交代した建造時スループであったが、ケンドリックがブリッグ改造した。 レディ・ワシントンは、日本に来航した最初アメリカ船である(1791年5月6日)。ケンドリックは売れ残り生皮鎖国中の日本売りこうとしたが、毛皮価値当時日本になかったことと幕府秘密裏掃討計画知らされ交易断念し退去した。この来航記念して和歌山県東牟婁郡串本町紀伊大島樫野埼日米修交記念館建設されている。またJR串本駅前に1995年にレディ・ワシントンのブロンズ像建立された。 ケンドリックは1794年ハワイ死亡したが、レディ・ワシントンはその後太平洋交易従事し1797年フィリピン沈没した

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レディ・ワシントン(レプリカ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/31 03:30 UTC 版)

レディ・ワシントン (ブリッグ)」の記事における「レディ・ワシントン(レプリカ)」の解説

レディ・ワシントンのレプリカが、1989年ワシントン州施行100周年記念してワシントン州アバディーン建設されている。アバディーングレイズ・ハーバー郡(Grays Harbor County)にあるが、郡の名前はレディ・ワシントンの船長であったロバート・グレイにちなんだものである2代目レディ・ワシントンは「州船(State Ship)」 であり、また「帆船大使Tall Ship Ambassador)」にも任命されており、新たな自身歴史作りつつある。グレイズ・ハーバー港湾局後援の元、専任あるいはボランティア乗員により太平洋岸の航海訓練などを行っている。 現在は定期的にハワイアン・チーフテン(Hawaiian Chieftain)とペアで、帆船時代交易船員の生活、士官責任などの学習のための航海行っている。

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